アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。
ロレックス
オイスター ロイヤル Ref.6427
今回紹介するのは、1960年代初頭(1962年頃)に製造されたロレックスのオイスター ロイヤル Ref.6427だ。
うっすらとシャンパン色にエイジングしたサンレイ仕上げの文字盤とアルファ針の組み合わせが特徴的で、シーンを問わず着用できるシンプルなデザインが魅力的な一本である。
全体のコンディションに目を向けると、ケースやベゼルにはエッジのダレや小キズが見られ、年式相応の使用感は感じられるものの、文字盤やケース、針などに目立ったダメージはなく、ヴィンテージとしては比較的良好な状態を維持している。

【写真の時計】ロレックス オイスター ロイヤル。Ref.6427。SS(34mm径)。手巻き(Cal.1215)。1960年代製。49万8000円。取り扱い店/ムーンフェイズ
本モデルの魅力のひとつが、気密性の高いオイスターケースに、ロレックスの手巻きムーヴメントの中でも完成度の高いCal.1215を搭載している点だ。
Cal.1215は、スモールセコンド仕様のムーヴメントをベースに、出車と秒カナを追加することでセンターセコンド化した、クラシカルな設計のムーヴメントである。古典的な構造ながら、各部品に十分な厚みを持たせることで、耐久性と安定性を高めた設計が採用されている。
さらに本個体はデイト機能を備えていないため、カレンダー合わせの煩わしさもなく、使いたいときにゼンマイを巻いて気軽に使用できる点も見逃せない。また、ムーヴメントのネジや地板にサビや大きなキズも見られず、内部コンディションも非常に良好だ。
ネジ込み式リューズを採用しているため、時刻合わせや手巻き操作はやや手間に感じるかもしれないが、その分、水気や湿気による文字盤やムーヴメントへのダメージを抑えられる点には注目したい。ただし、アンティーク品であるため、水気や湿気を避けて使用することを推奨する。
ブレスレットには、側面から見た断面からも分かる通り、ステンレス板を巻いて成形したコマを用いた、いわゆる巻きブレスレットが装着されている。中空構造ならではの軽さが特徴で、現在主流となっている無垢ブレスレットと比較すると、剛性や質感の面で軽さを感じるという評価もある。そのため、購入を検討する際には、実物の質感を確認しておきたいところだ。
一方で、軽量かつ薄型なケースと組み合わさることで、非常に軽快な装着感が得られるのも事実。時計の着け心地を重視する人にとっては、ぜひチェックしておきたいポイントだ。
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文◎LowBEAT編集部/画像◎ムーンフェイズ

