アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。
セイコー
シャリオ Ref.2418-301A
今回紹介するのは、1970年代に亀戸精工舎で製造されたセイコーの2針ドレスウオッチ、Ref.2418-301Aだ。
スクエア形のケースに、細やかなテクスチャー加工が施された淡いブルーの文字盤を組み合わせた、70年代のドレスウオッチらしいデザインが特徴的なモデルである。
本個体のコンディションに注目すると、ケースには小キズが見られ、やや使用感は感じられるものの、全体としては比較的良好な状態を保っている。文字盤や針に関しても、歪みや変色、シミなどは見られず、非常に良好なコンディションを維持している。

【写真の時計】セイコー シャリオ。Ref.2418-301A。SS(30×31.5mm)自動巻き(Cal. 2418)。1970年代製。4万2800円。取り扱い店/WTIMES
発売当時は“ドレスウオッチ シャリオ”の名で販売されており、正統派な2針時計から、カットガラスとカラー文字盤を組み合わせた個性的なモデルまで、ドレスシーンを想定した幅広いラインナップが展開されていた。手巻きやクォーツムーヴメントを搭載したモデルが中心であった中、本モデルはデイト機能を備えた自動巻きムーヴメント、Cal.2418を搭載している。
本ムーヴメントは比較的小ぶりなサイズながら、毎時28,800振動のハイビートを実現しており、携帯精度も重視した設計であったことがうかがえる。秒針がないため秒単位での正確さは把握しにくいが、整備次第では日常的な使用においても十分な精度を発揮するだろう。
また、小型ムーヴメントであるがゆえに自動巻きの巻き上げ効率に不安を感じるかもしれないが、手巻き機能が備わっているため、補助的にゼンマイを巻き上げて使用できる点も魅力的だ。
メンズウオッチとしてはかなり小ぶりなサイズ感だが、スクエア形のユニークなケースと淡いブルー文字盤が、確かな存在感を放つはずだ。アンティーク時計に興味はあるものの、価格や維持のハードルが高いと感じている初心者にとっても比較的扱いやすく、アンティークに興味を持ち始めた人にもオススメしたい1本である。
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文◎LowBEAT編集部/画像◎WTIMES

