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【ケース一体型ブレスレットの個性派】実用性に優れた38mm径の1973年製チューダー オイスターデイト

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


チューダー
プリンス オイスターデイト

今回取り上げるのは、1973年頃に製造されたチューダーのプリンス オイスターデイトだ。
チューダーのプリンス オイスターデイトといえば、ロレックスと共用のオイスターケースを採用し、デザインもデイトジャストに近いモデルを思い浮かべる人が多いだろう。しかし本個体は、ケース一体型ブレスレットを採用した、従来モデルとは一線を画すユニークなケースフォルムを備えている点が最大の特徴だ。

細かな溝が刻まれたベゼルの形状が、シンプルな面で構成されたケースの余白にアクセントを与え、全体のフォルムを引き締めることで高級感を高めている。
リューズにはロレックスの王冠マークが配され、裏ブタには“ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX”の刻印も確認できるため、ケース構造の信頼性についても申し分ない。

【写真の時計】チューダー プリンス オイスターデイト。Ref. 9101/0。SS(38mm径)。自動巻き(Cal.ETA2784)1973年頃製。44万8000円。取り扱い店/ジャックロード

【画像:文字盤の細部やブレスレットのコンディションを確認する(全6枚)

全体のコンディションに目を向けると、ケースやブレスレットには使用に伴うわずかな小キズや打痕が見受けられるものの、オリジナルのケースシェイプはしっかりと維持されている。文字盤についても、インデックスや針の根元周辺に経年劣化に伴う変色が見られるものの、目立つダメージは確認されない。

当時のブルー文字盤は、使用されていた塗料の性質によるためか退色が起こりやすく、文字盤全体が変色してしまっている個体も少なくない。今回の個体に関してもわずかな変色は見られるが、製造当時の色味をしっかりと残している状態だ。

ムーヴメントには、精度・耐久性・整備性に定評のあるETA社製Cal.2784を搭載。一部パーツは専用品となっているものの、現行の主力機Cal.2824の系譜に連なる設計のため、ヴィンテージの中でも比較的パーツの確保がしやすく、今後の整備についても安心感がある。また、特殊な機構や複雑な構造を採用していない点も、長く時計を維持していくうえでは魅力のひとつと言える。

とはいえ、深刻な故障や高額な修理を避けるためにも、大きな部品摩耗が生じる前に定期的なオーバーホールを行うことをおすすめしたい。

通常モデルとは一風変わったデザインの実用系アンティークウオッチである、チューダーのプリンス オイスターデイトに注目だ。

 

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文◎LowBEAT編集部/画像◎ジャックロード

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