最新入荷情報

【TV型のレトロフューチャーなデザインが魅力】ゼニス・1970年代のハイビートクロノグラフ

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


ゼニス
エル・プリメロ クロノグラフ

今回紹介するのは、1970年代に製造されたゼニスのエル・プリメロ TV型モデルだ。ムーヴメントには1969年に誕生した、自動巻きクロノグラフのエル・プリメロ、Cal. 3019PHCを搭載。同社を象徴するムーヴメントであり、後年には他社も搭載するほどの高い完成度を誇った。毎時3万6000振動(毎秒10振動)のハイビートである点に注目だ。

【写真の時計】ゼニス エル・プリメロ。Ref.01-0200-415。SS(40mmサイズ)。自動巻き(Cal.3019PHC)。74万8000円。取り扱い店/WatchTender 銀座

【画像:ゼニス・クロノグラフを別のアングルから見る

ケースや文字盤、プッシャーやインダイアルなどは、徹底してスクエア形のデザインに統一されており、ソリッド感あふれる仕上がりだ。特に、クロノグラフのプッシャーは目立たないような形状に成形されており、外装デザインの一体感に一役買っている。

ブレスレットはケース側面から伸び、バックルに向かってテーパーがかかっていく形状で、スポーティーな印象でありつつも、装着性も考慮されていることが伝わる。この時代としては珍しく、ブレスレットのコマが無垢を削りだしたものであるため、重厚感のある仕上がりが魅力的だ。

ケースには大きな傷や打跡は見当たらず、非常に良好なコンディションを保っている。文字盤や針にも目立つようなシミや傷、歪みは見られない。
一風変わったデザインの時計を探している人や、自動巻きクロノグラフ愛好家は要チェックの逸品だ。

 

 

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文◎LowBEAT編集部/画像◎WatchTender 銀座

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