スイスの時計ブランド“オメガ”は、代表するコレクションのひとつである“シーマスター アクアテラ”から新作を発表した。
2024年末にコレクションに加わったステンレススチールブレスレット仕様のターコイズモデルに続く、ターコイズ文字盤にセラミックベゼルと一体型のラバーベルトを合わせたモデルとなっている。

■Ref.220.32.41.21.03.001。SS(41mm径)。300m防水。自動巻き(Cal. オメガ 8900)。111万1000円
OMEGA(オメガ)
シーマスター アクアテラ ターコイズ
本モデルの特徴はやはり、中⼼から外周に向かってブラックのトーンへと変わる、ターコイズカラーの文字盤だ。文字盤中心へと目を引きつけるグラデーションと、ラッカー仕上げとポリッシュ仕上げによる光沢によって、水中に差し込む太陽光のような、透明感のある繊細な色合いを表現している。
ベゼルにはマットブラックのセラミックを採用し、ブラックの色調を帯びたグラデーション文字盤とのコントラストを生み出している。
【画像】サイズ違いで2機種、“シーマスター アクアテラ ターコイズ”のデザインを見比べる
インデックスと針(三針)にはブラックPVD加工を施し、暗所でブルーに発光するホワイトのスーパールミノバをポイントで塗布することで、文字盤上での高い視認性を確保。
外周のミニッツトラックと5分刻みで配したアラビア数字には、文字盤と同系色のターコイズをアクセントで入れ、洗練されたグラデーションを活かす形で判読性を叶えた。
グラデーション文字盤に絶妙に配置された、グレーのPVD加工を施した“オメガ”のロゴ、12時位置の“SEAMASTER”、6時位置の“CO-AXIAL MASTER CHRONOMETER”のグレーの転写文字がもたらすハーモニーも美しい。
さらに今作のもうひとつの特徴である、ブラックのラバーベルトには明るいターコイズカラーのステッチをあしらい、ターコイズブルー文字盤とミニッツトラックのカラーリングとの統一感をもたせながら、デザインにアクセントを加えている。

41mmモデル。Cal. オメガ 8900
ケースは38mmと41mmの 2サイズがラインナップされ、いずれもシースルーバック仕様。ケースバックの周囲には波を象ったアイコニックな装飾が施され、ねじ込み式リューズ、ドーム型サファイアクリスタル風防、15気圧(150m)防水仕様と、“アクアテラ”コレクションらしい特徴を備えている。
どちらのモデルにも、1万5000ガウスの磁場に耐える高い耐磁性を有し、スイス連邦計量・認定局(METAS)による、マスター クロノメーター認定を取得した自社製自動巻きムーヴメントを搭載。
41mmモデルには、約60時間のパワーリザーブを誇る“Cal.8900”、38mmモデルには、約55時間のパワーリザーブを備えた“Cal.8800”が採用されている。
爽やかさの中に深みを感じさせるターコイズ文字盤にラバーベルトを合わせた、夏にこそ身に着けたい今作。直営ブティックで発売されており、順次、正規取扱店でも取り扱いが開始される。なお価格は両サイズともに111万1000円 となる。
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【問い合わせ先】
オメガ
TEL.0570-000087
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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