スイスの腕時計ブランド“チューダー”から、新作“チューダー 1926 ルナ”が発表された。
本作の見どころは、ブランド初となるムーンフェイズを搭載している点だ。ブルー、ブラック、そしてシャンパンカラーの3モデル展開で、ムーンフェイズインジケーターを備えた文字盤が、満月が夜空を照らすように壮麗な存在感を放つ。

■Ref.M91560-0003。SS(39mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.T607-9)。38万600円
TUDOR(チューダー)
チューダー 1926 ルナ M91560-0003
初のムーンフェイズ機構を搭載するにあたってベースにしたのが、創業年に由来した名称を持ち、“チューダー”の理念を体現したスタイルを継承する“1926コレクション”だ。
新作にはポリッシュ仕上げを施した小振りな39mmステンレススチールケースが採用され、いずれのモデルも6時位置に、面取りし磨かれた縁に囲まれた、ムーンフェイズインジケーターが配されている。
【画像】仕様違いで全3種、ブランド初のムーンフェイズ搭載モデル“チューダー 1926 ルナ”を見くらべる
特にシャンパンカラーモデルはデザイナーが加えたスパイスにより、幻想的な世界観を映し出している。夜空に隠れた月を表現する“ファントムムーンライトゴールド”のディスクが、漆黒の切り抜きの背後に隠れ、月の満ち欠けに合わせて徐々に姿を消していく。
ムーヴメントは、高い精度と信頼性を証明する“COSC”認定クロノメーターの自動巻きキャリバー“T607-9”を搭載している。
ケースはネジ込み式リューズとスクリューケースバックを装備し、100m防水を確保。ブランドの原点を想起させるクラシカルなボンベダイアルには、ファセット加工を施したアロー型アワーマーカーと、その間に偶数のアラビア数字のアプライドインデックスが配置された。
文字盤の豊かなディテールは複雑な光の反射を生み出し、同色の剣型の時分針を引き立たせて高い視認性をもたらす。
サイズの異なるリンクを配した7列で構成するメタルブレスレットを装備。外側のリンクはサテン仕上げ、中央のリンクはポリッシュ仕上げと、質感に変化を持たせたことで、繊細で複雑な輝きを放つ。
洗練性を追求し設計されたブレスレットは、手首のカーブに沿って腕元にしなやかにフィット。長年培った技術をもって組み立てられたブレスレットは、柔軟性だけでなく堅牢性も兼ね備えているのが特徴だ。
満月が夜空を照らすように壮麗な存在感を放つ3モデル。価格は各38万600円となる。
【画像】ブランド初のムーンフェイズ搭載、“チューダー 1926 ルナ”を別アングルで見る
【問い合わせ先】
TUDOR
※詳細はチューダーの公式サイトを確認
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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