指先に時を纏う…。そんな新しいスタイルを提案するのが、近年注目を集めるリングウオッチだ。ジュエリーのような美しさと、時計としての機能を兼ね備えたリングウオッチは、装飾品としての存在感を持ちながらも、手元の動きに独特な魅力をプラスしてくれる。
今回は、しっかりとした構造で知られるG-SHOCK、ヴィンテージライクなFossil、そして、まるでジュエリーのような美しさを楽しめるPASCALの3ブランドから筆者おすすめのリングウオッチを紹介する。
G-SHOCK(ジーショック)
DWN-5600
まずは、G-SHOCKの象徴である角型フォルム”5600シリーズ”をベースに、ケースサイズ23.4mm×20mm×7.5mmという極小サイズで再構築したモデル。限られた空間に小型部品を高密度に配置するという、G-SHOCKならではの技術力が感じられる。
ベゼルやベルトの立体形状は射出成型技術によって精密に再現され、ボタンや裏ブタ、美錠にはステンレス素材を採用。ミニチュアサイズながらも本格的な質感を備え、シリーズ特有のタフな印象を損なわない仕上がりとなっている。
文字盤には6桁表示のデジタル液晶を搭載し、樹脂モデル同様のバンド穴式を採用することで、装着する指のサイズに合わせた調整も可能だ。さらに、従来モデル”DW-5600UE”と比べて約10分の1のサイズながら、耐衝撃構造と20気圧防水を実現している。
【画像】ジュエリー感覚で楽しめる”指輪型ウオッチ”を見比べる
機能面では、時刻表示に加え、カレンダー、LEDバックライト、ストップウオッチ、デュアルタイムなど多彩な機能を備え、小型ながら“G-SHOCK”らしい実用性を誇る。
2024年に登場した小型リングウオッチ”CRW-001”に続く本作は、G-SHOCKの新たな進化を象徴する1本といえるだろう。
専用ディスプレイスタンド付きの収納ボックスが付属し、インテリアやギフトとしても魅力的だ。カラーはブラック、レッド、イエローの3色展開で、価格は税込1万4300円となる。
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