リトアニアのスポーツウオッチブランド“VOSTOK EUROPE(ボストークヨーロッパ)”から、ツールウオッチ“SAHARA “Route of Tuaregs Limited Edition”が登場した。
VOSTOK EUROPE(ボストークヨーロッパ)
SAHARA “Route of Tuaregs” Limited Edition
本作は、エクストリーム・モトアドベンチャーとして知られるカロリス・ミエリアウスカス氏とVOSTOK EUROPEのコラボレーションにより誕生した。VEブランドアンバサダーでもあるミエリアウスカス氏は、サハラ横断遠征“トゥアレグのルート”で本モデルを実際に着用し、極限の熱と砂塵の中でその堅牢性と精度についてテストを実施したという。
インスピレーションの源は、サハラで世代を超えて生きる遊牧民トゥアレグ族の知恵とナビゲーション技術にある。彼らは太陽や星、砂丘の形を読み取りながら方角を見極めてきた。今回は、この知恵を時計設計に応用したという。
双方向回転ベゼルにはコンパスマーキングを搭載。太陽の位置を基準に方角を導き出すことができ、裏ブタにはトゥアレグのナビゲーションを応用した簡易ガイドが刻まれている。AIやGPSに頼らず、太陽と針で旅をするというアナログの楽しさを再発見させるコンセプトが込められている。
また、サハラの風景とトゥアレグ族の文化をモチーフとし、砂色とブラックのコントラストを採用。サンドブラストとブラッシュ仕上げによる無骨な質感が、風と砂に磨かれた表面を想起させる。
スーパールミノバ夜光と立体的なアプライドインデックスを備えたサンドテクスチャ文字盤は、日中・夜間を問わず活躍してくれることだろう。
ムーヴメントにはクォーツクロノグラフ“Miyota 6S10”を搭載。時・分・秒、日付表示に加え、センターセコンドクロノグラフ、60分積算計、1/20秒インジケーターを備える。このほか、防水性能は20気圧を確保。砂漠や山岳地帯など粉塵や湿度の高い環境でも安定した性能を維持する。
風防は反射防止コーティング付きドーム型K1クリスタルを採用し、視認性と耐傷性を両立。ケースは316Lステンレススチール製で、マット加工とブラッシュ研磨を施した48mm径の大型フォルムが存在感を放つ。
また、今回は快適性に優れたブラックシリコンベルトと、印象的なテキスタイルベルトの全2種を付属。さらに、収納ボックスは耐衝撃や防水、防塵仕様のプロテクションケース“VE DryBox Lケース”だ。
なお、販売価格は9万9000円。限定500本となる。
【画像】極限のサハラ砂漠で実証済みツールウオッチを別アングルで見る
【問い合わせ先】
アンドロス
TEL.03-6450-7068
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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