“PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ)”は、トンダPF マイクロローターノーデイトから、アガベ・ブルーの文字盤を備えた新作モデルを発表した。
特徴となっているのが、ひと目見ただけでは捉えきれない深みをもつ“アガベブルー”の文字盤だ。鉱石のブルー、植物のグリーン、柔らかなグレーの中間に位置する色彩は、作為的な演出ではなく、自然への深い洞察から導き出された。

■Ref. PFC914-1020023-100182。SS(プラチナ950製ベゼル/40mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.PF703)。価格は要問い合わせ
PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャーニ・フルリエ)
トンダ PF マイクロローター ステンレススティール
プラチナ950製ローレット加工ベゼルを備えた薄型ケース(厚さ7.8mm)、シンプルな2針デザインを特徴とする“トンダ PF マイクロローター”の新作。ステンレススチール製とローズゴールド製、素材違いで二つのモデルがラインナップされている。
ステンレススチールモデルは、明瞭さと落ち着きを湛え、建築的な精度と現代的な純粋性を際立たせる。一方、ローズゴールドモデルは、ぬくもりと触り心地の良さをもち、本質的なバランスを保ちながらも、存在感のある時計に仕立てられた。
この違いには優劣はなく、あるのは感性の違いのみ。異なる素材を使うことで表現されたふたつの個性を、“アガベ・ブルー”ダイアルを軸とした共通のデザイン哲学が結びつけている。
【画像】“スチールとローズゴールド”素材違いで2種、“トンダ PF マイクロローター”のデザインを見比べる
トンダPFの魅力の本質は、熟練の審美眼をもつ人にとって、見た瞬間にその価値を理解できる点にある。

メゾンを象徴するバーリーコーン模様を手作業で掘りこんだギョーシェダイアルは、光を繊細にとらえ、精緻なローレット加工のベゼルが特徴的な手触りを生み出す。
リューズに冠された控えめなPFエンブレム、職人の手で取り付けられたアプラインドインデックスも、一貫した視覚的構成を完成させる重要な要素と言えるだろう。これらは、単なる装飾的特徴ではない。決して華美ではない、静かに個性を主張するアイデンティティの証なのだ。

心臓部に脈打つのは、厚さ3.07㎜の自社製自動巻きキャリバー“PF307”だ。ムーヴメントにシームレスに組み込まれたマイクロローター(プラチナ950製)によって自動巻きの自律性を保ちつつ、驚異的な薄さを実現。高度な複雑機構を内部に収めることで、ダイヤルの純粋性とケースの流麗なラインが損なわれることなく保たれている。
“トンダPF”のデザイン言語を定義するのは、建築的な明快さだ。均整のとれたボリューム、計算されたプロポーション、そして本質だけを残す徹底的な引き算。装飾のための装飾も、過剰なディテールも、そこには存在しない。この厳格な規律こそが、目新しさを追いかけることなく、つねに現代的であり続けることを可能にしている。
【画像】裏ブタから厚さ3.07mmの極薄ムーヴメントを鑑賞、“トンダ PF マイクロローター”のデザインを別アングルで見る
【問い合わせ先】
パルミジャーニ・フルリエ
pfd.japan@parmigiani.com
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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