大和田 獏 -男の肖像時計の選択(パワーウオッチVol.28)

右からパテック・フィリップ コンプリケーション、ランゲ&ゾーネ サクソニア、ブレゲ クラシック、フランク・ミュラー カサブランカ。思わず息を飲むほどゴージャスなコレクションだが、その時計選びには1本筋が通ったセンスを感じさせる

 

平日は『ワイド!スクランブル』の司会を務め、そのほかに『渡る世間は鬼ばかり』をはじめとした数々のドラマやバラエティ番組への出演など、多忙な日々を送る大和田獏さん。氏の時計コレクションは、そんな充実した芸能生活を裏打ちするような、非常に贅沢なものである。

「昔は時計なんか時間さえわかればいいってずっと思ってたんですよ。でも、子供が生まれたときに、何か記念になるものを買いたくて、子供の人生を刻むという意味で時計がいいなって買ったのがきっかけ。最初に手に入れたのはロレックスのバブルバックだったんだけど、手に入れたらやっぱり嬉しくなっちゃってね(笑)。こんな小さなものに人間の知恵と技術が凝縮されてるって点にすごく感動したし、それから時計を大事に扱うようになったんです」


子供が生まれたときに、何か記念になるものを買いたくて、
子供の人生を刻むという意味で時計がいいなって買ったのがきっかけ。

取材当日は写真の4本だけでなく、そのバブルバックをはじめ錚々たる逸品を持参してくれたが、これらは闇雲に買い求めていったものではない。それぞれが大和田さんの人生にとって意味のある、いわば年輪のようなものなのだ。

それぞれの時計の来歴についても尋ねてみた。

「フランク・ミュラーは、今も出演している『ワイド!スクランブル』が2年目に入ったときに、よく頑張ったなということで自分へのご褒美として買ったものですね。黒にオレンジの文字がすごくきれいだし、ちょっと遊び心が感じられるのが気に入ってます。ブレゲはパーティなどのドレスアップした格好に合わせる時計を探して手に入れたものです。非常にシンプルで飽きが来ないのがいい。ランゲ&ゾーネは3年くらい前に買いました。ビッグデイト表示と色合いが気に入っています。ドイツらしい重量感があって、スーツからカジュアルのどんなファッションでも合わせやすいです」


小さな時計に宇宙が閉じこめられているような、そんな気持ちにさえさせてくれますね。

そして、最近手に入れたのはパテック・フィリップで、今は仕事でもプライベートでもこれを身に着けることが多い。しかし、これだけのコレクションを持っている大和田さんも、パテックを手に入れるのにはさすがになかなか踏ん切りがつかなかったそうだ。

「これは実は友達が持っていたものなんです。その人は全然使ってなかったので、 しないならもったいないから譲ってくれ ってことで、譲り受けたんです。こんなに薄いのに正確に時を刻んで、100年以上先まで計算されているカレンダーを装備している。小さな時計に宇宙が閉じこめられているような、そんな気持ちにさえさせてくれますね。普段はスケジュールに追われる生活をしているんだけど、ちょっとした時間のあるときに時計を眺めていると、それだけで癒されているような気になりますね」

 

大和田 獏俳優)
BAKU OHWADA 1950年10月13日生まれ。福井県出身。名古屋市立大学経済学部卒業。テレビ朝日系の情報番組『ワイド!スクランブル』のメインキャスターとして活躍しているほか、『渡る世間は鬼ばかり』など多くのドラマやバラエティ番組に出演。その爽やかなキャラクターで、老若男女を問わず幅広い人気を得ている。

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