手首の細い人にも朗報。パネライのルミノール ドゥエ – 38mmに待望のチタンモデル登場

 2018年にルミノール ドゥエ ラインの派生モデルとして新たに発表され、話題を呼んだルミノール ドゥエ-38mm。それもそのはず、軍用時計をルーツに持ち、マッシブなスタイルが、ある意味ではブランドのアイデンティティとも言えるパネライが、何と38mmという小振りなサイズをコレクションに加えたからである。

 これは近年の高級時計における薄型・小型化の波が確実にきていることを裏づける出来事として大いに注目を浴びたのだった。そんな38mmモデルを含めたルミノール ドゥエ ラインの新作が発表されたので紹介しよう。

 今回発表されたのは全部で6種類。ここではその中から筆者が注目したルミノール ドゥエ-38mmのチタンモデル、PAM00926を取り上げたい。

PAM00926。TI(38mm径)。3気圧防水。自動巻き(Cal.P.900/毎時2万8800振動/3日間パワーリザーブ)

 ではなぜ注目したかというと、既存のルミノール ドゥエ-38mmはユニセックスラインとして位置付けているのだろう、ケースからリューズプロテクターまで、仕上げがオールポリッシュ(鏡面仕上げ)なのである。それはそれでモダンな感じがしていいのだが、男目線からすると正直なところマットな質感のサテン仕上げのケースが選択肢としてあってもいいのではと思っていたからだ。

 そしてこのPAM00926は、サテン仕上げのチタンケースが採用された。しかもチタン製のベゼルにはサテンではなくあえてポリッシュ仕上げを施し、洗練された雰囲気を絶妙に残している。そのため適度に落ち着いた雰囲気で年齢を問わず着けられるうえ、さりげなく色気もあってファッション的にも効果的なのではないか。

 搭載された自動巻きムーヴメントは新たに開発されたという自社製の薄型キャリバーP.900。72時間ものロングパワーリザーブは、日常使いに十分すぎるほどの実用的なスペックなのは言うまでもない。ユーザーにとってはこれも大きな魅力となるに違いない。国内定価は76万円(税抜き)。

 ちなみに、このチタンケースにサテンソレイユ仕上げのブルー文字盤という組み合わせは、PAM00926のほかにルミノール ドゥエ-42mm(PAM00927)とルミノール ドゥエ パワーリザーブ-45mm(PAM00964)でも展開され、同時に発表されている。税抜き価格はそれぞれ80万円(前者)と134万円である。

文◎菊地吉正/オフィチーネ パネライ:TEL.0120-18-7110

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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