【ロレックス】通信 No.016|知っていました? 文字盤6時位置のロゴマーク!

 2018年に発表された新作から、文字盤の表記にある変化があったのをお気づきになった人もいるのではないだろうか。もちろん、ロレックスファンの方はすでにご存じだとは思うのだが、実は6時位置にある“SWISS MADE”という表示の中央に、ロレックスのロゴマークである通称クラウンマークが追加されているのだ。

GMTマスターIIの写真。左が生産終了となったオイスターブレスモデル。右が2019年新作としてリニューアルされ新型ムーヴメントが搭載されたジュビリーブレスモデル。右の新作にはSWISSとMADEの間にロゴマークが設けられているのがわかる

 ただ、これはすべてのモデルに見られるわけではない。全モデルを確認したわけではないが、現行のスポーツモデルでみると、エクスプローラーIやII、サブマリーナデイトとノンデイト、そしてヨットマスターII、デイトナにはロゴマークは見られない。

 そしてこれらに共通することは、ずばりムーヴメントである。つまり3100系などの従来からのムーヴメントが搭載されているという点なのだ。

 ロレックス社が公式に発表していることではないため断定はできないが、このことから推測するに新型の3200系ムーヴメントを搭載しているモデルに対して、このロゴマークが18年から文字盤上に新しく表示されているようなのである。

2017年にモデルチェンジを果たしたシードゥエラー(2017年に筆者が撮影)。6時位置にロゴマークはデザインされていないのがわかる

 ちなみに17年発表のシードゥエラーのステンレスモデル、Ref.126600にも新しい3200系ムーヴメントが搭載されている。しかし、上の写真のように6時位置にロゴマークは設けられてはいなかった。それがこのほど19年新作としてリリースされたコンビモデルの実機も実際に見たが、6時位置にちゃんとロゴマークが確認できるし、前述のステンレスモデルにも現在は確認されている。

 となるとシードゥエラーのロゴマークがない初期生産分はわずか1〜2年という製造期間だったことになるため、製造本数自体もかなり少なく希少な存在と言えるのかもしれない。

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

オススメ記事

  1. 【ロレックス(ROLEX)】通信 No.005|ご存じでした? かつて…

  2. SIHH 2019年 新作時計レポート【vol.01】 A.ランゲ&ゾ…

  3. 【ロレックス】通信 No.026|日本だけで販売!? エクスプローラー…

  4. 第2次大戦時に爆撃機のナビゲーターが着用。ドイツ空軍仕様の軍用時計を日…

  5. 「アウトライン(OUTLINE)」裏話【第1回】オリジナルブランドを作…

  6. 【いま話題のラグスポって何だ?】高級ブランドの相次ぐ参入で再注目されて…

  7. 【ロレックス】通信 No.046|モデルチェンジ候補・第3弾|知ってる…

  8. ドイツ時計、モリッツ・グロスマンが創業10周年で製作した二つの傑作に込…

人気の記事

ロレックス

国産時計

スマートウォッチ

ドイツ時計

カジュアル時計

アンティーク時計

レディース時計