【全部、編集部で試してみました。】スマートウオッチ本音レビュー no.001|最新スマートウオッチで見るべき三つのチェックポイント

 いまやすっかり市民権を得たスマートウオッチ。それに伴い、以前にも増して各社から様々なスマートウオッチがリリースされているが「結局、どのスマートウオッチを買えば良いの?」とお悩みの方も多いのではないろうか。

 そこで、現在発売されている主要な最新スマートウオッチを一堂に集めて本音レビュー! 実際に編集部で使用してみてわかった特徴と魅力をお伝えしたい。

 第1回目となる今回は、具体的なレビューをお届けする前に、現在リリースされている様々なスマートウオッチについて、一体何を基準に選ぶべきか、使いこなすうえで見るべきチェックポイントを挙げてみた。

選択肢が豊富だからこそ、使用目的を明確にするべし

 2015年にApple Watchが登場したことで、世間に広く認知されるようになったスマートウオッチ。先日、Apple Watchの推定出荷数がスイスの時計ブランドすべての合計数を上回ったとの調査結果が発表された。

 アメリカの市場調査会社ストラテジー・アナリティクスの発表によれば、Appleが19年に全世界に向け出荷したApple Watchは3070万本で、これは同年に出荷されたスイスの時計ブランドの合計より約1000万本も多いというものだった。

 確かにApple Watchを着けている人を見かける機会は多く、確実に市場に浸透している様子がうかがえる。同時にApple Watchだけでなく、現在スマートウオッチ市場は非常に活発化しており、高性能な最新モデルがメーカー各社から続々と登場。選択肢が豊富になっている。

 昨今のスマートウオッチは、数年前とは比べものにならないほど進化しており、基本の時計機能に加えて、各種通知機能や様々なセンサーを利用したモニタリング機能がひと通り網羅されているので、どれを選んでも“買って大失敗”ということにはならないだろう。

 ただ、もちろん製品により細かな差があり、それが使い勝手や自分にフィットするかを判断するポイントになる。そこで、購入する前にぜひチェックしておきたいポイントを三つ挙げさせていただいた。

 試してみて分かったのだが、アプリに関しては補足しておくと、“Wear OS”対応モデルに共通して言えることだが、現在のところ、1アプリにつき1モデルしか接続できない。
 ほかの“Wear OS”対応モデルに切り替えたい場合は一度スマートウオッチもアプリも初期化して繋ぎ直さないとBluetoothのペアリングがうまくいかないことが多いので、注意しておいたほうが良いだろう。

 

 

CHECK POINT 1
ペアリングアプリは独自のものか汎用か

 スマートウオッチを使用するためのアプリは大きく分けるとスマートウオッチメーカーが独自に開発したものとサードパーティーによる汎用タイプがある。

 いろいろ試したが、独自アプリのほうが動作の安定性が高い傾向にある。使用目的が明確な場合は独自アプリを使用するモデルのほうが良いだろう。

 一方の汎用タイプの場合、基本的なアプリ操作は使用するスマートウオッチが違ってもほぼ同じなので、一度慣れると扱いやすいという利点がある。いろいろなモデルを試したい場合は汎用タイプがオススメだ。

 また、どんなアプリを使用しているかということにも関係することだが、同時に候補となるスマートウオッチがどんなシーンでの使用を想定しているか、どんなことを目的としたモデルなのかも重要なポイントだ。

 例えば、フルデジタルディスプレイタイプのスマートウオッチの場合、デジタルならではの汎用性の高さを生かして、非常に機能が充実していることが多い。逆にアナログ表示をもつモデルの場合は、腕時計らしさを重視していることが多く、機能を絞ることでシンプルさや使いやすさを追求しているものが少なくない。

(右)フルデジタルディスプレイタイプの代表格とも言えるApple Watch はデジタルデバイスとしての利便性を追求。いまやスマートフォンがなくとも通話できたり、通信を行えるまでに進化。多彩な機能が欲しい人はこうしたタイプが良いだろう
(左)こちらは時刻表示はアナログで行い、各種通知はデジタルで表示するハイブリッドタイプのグラーゴム ワン。フルデジタルディスプレイに抵抗がある人や時計としての雰囲気を重視したい人は、こうしたアナログ針があるものを選ぶと良い

 

 

CHECK POINT 2
充電方法と電力の持続時間

 スマートウオッチの多くは電力消費量が大きく、動力を外部電源からのバッテリー充電に頼っているものがほとんど。
 数年前と比べると改善されているが、それでもGPSを用いるような機能を連続使用するとバッテリーが1日持たないことがほとんどだ。頻繁な充電は非常にストレスになるため、メーカー各社で省電力化を推し進めている。

 また、なかには外部電源からのバッテリー充電によらないモデルも登場しはじめているので、充電方法と電力の持続時間については購入前に必ずチェックしたい。

(右)シチズンの代名詞、光を電気エネルギーに変換して動力とする光発電エコ・ドライブ方式を採用するエコ・ドライブ リィイバー。機能もさることながらケーブル充電が必要ないところも革新的だ
(左)こちらはなんと温度差発電技術、つまりは物体の温度差を電気に変換して電力として用いる個性的なスマートウオッチ。充電効率が良ければ、着けているだけで自動的に電力を確保できる

 

 

CHECK POINT 3
搭載するセンサーは何か

 チェックポイントの1と2にも関連するが、どんなセンサーを搭載しているかは実は重要なポイントとなってきている。
 例えば、脈拍をはじめ自身の活動量をモニタリングできるスマートウオッチでは心拍センサーが必須であるし、専門的なワークアウトをサポートする目的でスマートウオッチを探しているなら、さらに加速度センサーなどの搭載が必要。

 どんな目的で使用したいか、候補のスマートウオッチが目的とマッチするかは機能解説のチェックとともに、どんなセンサーを備えるかも知っておくと良い。

昨今のスマートウオッチは、ほとんどが心拍センサーを搭載するようになった。スマートウオッチで活動量をモニタリングすることが目的という人なら、たいていのモデルがマッチする

 さて、次回は多くの方が気になっているであろう、Apple Watch Series 5のレビューをお届けしたい。
 

 
文◎佐藤杏輔(編集部)/写真◎水橋崇行

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