【ロレックス】通信 No.045|こんなの初めて! サブマリーナノンデイトに異変あり! 6月12日の定点観測にみる実勢価格相場!

 今回のロレックス通信は、本来ならエクスプローラー II を予定していたのだが、5月中旬よりサブマリーナの日付が付かない通称ノンデイトが、かつて見たことのないほど高騰しているため、急遽その情報と併せて、6月の定点観測をお届けしたい。

 まず、今年1月からの実勢価格の推移を表したグラフを見てもらいたい。ほかのモデルと同じように、2月の115万円(国内定価83万2700円)をピークに新型コロナウイルスの影響で10万円以上も下落している。それが、大都市圏以外の緊急事態宣言が解除された5月半ば頃から上昇に転じたのは、ほかのスポーツモデルと同じ動きなのだが、ご覧のとおりわずか半月余りで20万円の値上がりと、その上がり方がハンパないのである。これは2月の最高値をも超して過去最高だ。

2020年1月から5月までのサブマリーナノンデイトの実績価格推移

 いまでこそサブマリーナデイトも上昇したため10万円ほどの価格差になったが、2月の時点で20万円以上あった価格差は、一時的とは言え3〜4万円の差まで迫ったほど異常な値動きだったのである。

 これについて並行輸入ショップに聞いたところ、とにかく供給が減っていることが原因だと言う。ただ、なぜなのかは、現時点でこれだという理由はわからないとする一方で、おそらくは一時的なことではないかとみているようだ。

 では、ほかのモデルの値動きはどうだろうか。下の定点観測を見てもらいたい。実は5月の前回から月単位の比較に加えて、週単位の比較も加えさせていただいている、新型コロナ禍で5月以降は週単位で状況が変わるためだ。

 そして6月を月単位でみるとデイトナ、サブマリーナデイト、グリーンサブがかなり上昇し、ほぼ2月の下落前の水準に戻ってしまった感じだ。その一方で週単位でみるとGMTマスター II の青赤ベゼルが8万円値下がりしている。やはりまだまだ不安定な状況だということを示唆する結果と言えるだろう。

■ 主要11モデルの月間ロレックス相場(6月12日更新)
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【GMTマスターII/Ref.126710BLRO】国内定価102万800円

・実勢価格:181万円→186万円(↑) 先月より5万円アップ(先週より8万円ダウン)

【デイトナ/Ref.116500LN】国内定価138万7100円
・実勢価格:251万円→265万円(↑) 先月より14万円アップ(先週より6万円アップ)

【サブマリーナデイト/Ref.116610LN】国内定価94万3800円
・実勢価格:126万円→135万円(↑) 先月より9万円アップ(先週と変わらず)

【サブマリーナデイト グリーン/Ref.116610LV】国内定価98万7800円
・実勢価格:166万円→181万円(↑) 先月より15万円アップ(先週より6万円アップ)

【ミルガウス/Ref.116400GV】国内定価87万6700円
・実勢価格:95万円→95万円(→) 先月と変わらず(先週と変わらず)

【ヨットマスターロジウム/Ref.126622】国内定価126万5000円
・実勢価格:145万円→147万円(↑) 先月より2万円アップ(先週と変わらず)

【ディープシー/Ref.126660】国内定価133万1000円
・実勢価格:143万円→145万円(↑) 先月より2万円アップ(先週と変わらず)v

【エアキング/Ref.116900】国内定価67万6500円
・実勢価格:74万円→76万円(↑) 先月より2万円アップ(先週より2万円アップ)

【デイトジャスト/Ref.126200】国内定価74万3600円
・実勢価格:73万円→73万円(→) 先月と変わらず(先週と変わらず)

【エクスプローラーII/Ref.216570】国内定価87万5600円
・実勢価格:104万円→106万円(↑) 先月より2万円アップ(先週より2万円アップ)

【エクスプローラーI/Ref.214270】国内定価68万7500円
・実勢価格:81万円→87万円(↑) 先月より6万円アップ(先週より1万円アップ)

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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