月刊G-SHOCK

【月刊G-SHOCK(ジーショック)】no.006|5万円アンダーで手に入る、メタルG-SHOCK人気BEST 5

 カシオ計算機協力のもと、毎月、トレンドや季節、予算などといったテーマ別に“G-SHOCK(ジーショック)”の人気モデルBEST5を紹介する【月刊G-SHOCK】。
 6回目となる今回は、リーズナブルなアンダー5万円のメタルモデルにスポットを当ててみた。

手頃な5万円アンダーで楽しめる
メタル系G-SHOCKの人気ベスト5を発表!

 1983年の誕生以来、一貫して樹脂系の外装を使ってきたG-SHOCK(ジーショック)だが、2018年に登場したメタル外装モデルはインパクトが大きく、各地の時計ショップでも早々に売り切れになるほどの人気を博した。樹脂外装が醸し出す無骨さはG-SHOCKの大きな持ち味だったが、メタルを採用することで雰囲気がドレッシーになり、使い回しの幅が大きく広がった点で新たなファン層を獲得したのだ。

 樹脂と比べると金属製の本体は衝撃をモジュールへとダイレクトに伝えやすく、G-SHOCKの持ち味である耐衝撃性において弱点となる。これを回避するために、ステンレス製のベゼルと樹脂ケースの間にファインレジン製の緩衝材を実装して耐衝撃性を高める工夫が採用された。ブレスレットとケースの接続部の構造を見直し、連結パイプに加わる衝撃を分散するなど、メタル外装であってもG-SHOCKならではのタフネスはしっかりと実現している。

 初登場から2年以上を経過して、メタル外装のG-SHOCKはかなりバリエーションが増えてきた。当コーナーでも以前に「5万円以上の格上げメタルG-SHOCK」というテーマで取り上げているが、今回はもっとリーズナブルなアンダー5万円のメタルモデルにスポットを当ててみた。手の届きやすい価格帯でも魅力的なモデルが揃ってきており、かなり選びがいがある。

 これらのメタル外装G-SHOCKは、“G-STEEL(ジースチール)”の名前でシリーズ化されているが、市場の評価が高いことから、今後もより積極的な製品展開が期待できる。
 今回紹介するモデルはフルメタルのモデルだけではなく、樹脂ケースにメタルベゼルを合わせたコンビネーションモデルや、メタルのブレスレットではなくラバーバンドを合わせたモデルが目立つ。
 比較的リーズナブルな価格に抑えられているのは、この素材使いの妙にも理由がありそうだ。異素材のコンビネーションもこなれているし、樹脂モデルに比べるとシャープで理知的な顔つきが持ち味となっているので、G-SHOCKファンであれば1本持っておくと何かと重宝するはずだ。とりわけ注目度の高い5モデルをピックアップしてみよう。

 

》人気BEST 1
GST-W110-1AJF
 ベゼル上部にメタル素材、下部に緩衝体となる樹脂を採用した二層のレイヤー構造で新たな耐衝撃構造を実現。アナログ針であっても正確に時を刻むのは、優れた耐衝撃性の表れといえる。
 このアナログ針はデジタル表示を読むときにワンプッシュで一時的に退避させる機能も搭載。ダブルLEDライトの採用で視認性も高めている。世界6局に対応するマルチバンド6やタフソーラーなどを搭載しており、性能的には申し分ないといえるだろう。

■樹脂×ステンレススチールケース(59.1×52.4mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。4万4000円

 

 

》人気BEST 2
GM-5600-1JF
 G-SHOCKのオリジナル遺伝子を継承した5000/5600系のデザインを踏襲。ケース内部に樹脂素材、ベゼルカバーに硬質なステンレス素材を採用したコンビネーションになっており、メタル独特の質感を感じさせながら軽い装着感を実現している。
 機能的にはシンプルだが、1/100秒ストップウォッチやマルチアラームなどG-SHOCKの基本機能はきちんとカバー。なによりメタルケースにブルーグリーンのEL液晶が、シンプルなデザインにマッチしてかっこいい。ラバーベルトの質感もハイレベルだ。
■樹脂×ステンレススチールケース(49.6×43.2mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。2万4200円

 

 

》人気BEST 3
GST-W110D-1AJF
 樹脂とメタルの二層レイヤーガードを採用したG-STEELの人気モデル。仕様としては1位のGST-W110-1AJFにかなり近いが、反転液晶を採用したブラックダイヤルや、クオリティの高いメタルブレスレットを合わせたことで、ビジネスシーンでも使いやすそうなデザインにまとめられている。
 視認性の高いダブルLEDライト、世界6局対応のマルチバンド6、電池交換いらずのタフソーラーなど基本的な性能も高く、年齢を問わずに長く使えそうなモデルだ。
■樹脂×ステンレススチールケース(59.1×52.4mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。4万9500円

 

》人気BEST 4
GST-W300-1AJF
 ベーシックなデザインの樹脂とメタルのコンビネーションモデルだが、ケースが従来比約90%にサイズダウンされているため、シックなファッションとも合わせやすくなっている。デザインのシンプルさも相まって、通常のG-SHOCKは大きすぎると敬遠していた人にはベストマッチなモデルだろう。
 肉厚ソフトウレタンバンドを採用しており。長時間での着用でも手首への負担を軽減している点もポイント。機能的にも世界6局に対応するマルチバンド6やタフソーラーを搭載しており申し分ない。
■樹脂×ステンレススチールケース(55.9×49.3mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。3万8500円

 

》人気BEST 5
GM-6900-1JF
 5000/5600系と並ぶG-SHOCKの定番デザインとして知られるのが、3つ目インダイヤルの6900系デザインだが、これはその初メタルモデル。樹脂ケースのベゼル部をメタル素材で覆うというコンビネーションを採用しており、耐衝撃性を高めている。
 6900系はストリート感が強くポップな配色のモデルが目立つが、このモノトーンモデルはシャープな雰囲気が高まっており新鮮な印象を与える。ウレタンバンドの装着感も良好。さらに比較的リーズナブルな価格も魅力的だ。

■樹脂×ステンレススチールケース(53.9×49.7mmサイズ)。20気圧防水。クォーツ。2万5300円

 

構成◎堀内大輔(編集部)/文◎巽 英俊/情報協力◎カシオ計算機

 

【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室 TEL:03-5334-4869
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