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【画像】日本未上陸だけど思わず欲しくなる、注目の時計ブランド3選

“Pelton Watches(ペルトン・ウオッチ)”

2016年にデトロイトで創設されたアメリカの時計ブランド。残念ながら、日本未上陸のブランドだが、工業都市デトロイトらしい、魅力的な時計を製造している。創設から5年を経た現在は、ペルセウス、セクターという二つの時計コレクションのほか、サングラス、革小物を展開しているペルトン。同社のユニークな点が、時計のケースとブレスレットを社内で製造しているという点だ。

原材料の金属ブロックをCNC機械で切削するところから始まり、成形、研磨、組み立てまでの作業を自社工場で実施しており、公式サイトではケースとブレスレット製造、ベゼルのネジ研磨、時計を組立などの様子を動画で楽しむこともできる。

ペルセウス

 ペルトン・ウオッチの自社工場で製造されたケース、リューズ、ブレスレットを採用するロイヤルオークのトリビュートモデル。公式サイトによれば、ペルトン・ウオッチは現在アメリカで唯一、メタルウォッチブレスレットを自社製造する時計ブランドであり、131ピースのパーツで構成されたブレスレットには、ハンドメイドで研磨を実施。丁寧なヘアライン仕上げを見ると、同社の金属加工技術の高さが実感できる。

■Ref. 4210BL/GR/BR/SL。SS(39mm 径)。100m防水。自動巻(ETA 2824-2)。2999 USD (約32万1500円)

》Pelton Watches(ペルトン・ウオッチ公式サイト)
https://www.peltonusa.com


OAK&OSCAR(オーク&オスカー)

アメリカ・ミシガン湖畔にあるアメリカ有数の大都市シカゴを拠点とする日本未上陸の独立系時計ブランドである。創業者のチェイス・ファンチャーは、ブランドオーナーであり、同時に自身が情熱をもった時計コレクターでもある。シカゴにあるオーク&オスカーのショップでデザインと組み立て、パーツの製造は、パートナーであるスイス・ビエンヌのWalca社で行う体制でコレクションを展開しており、スイスメイドの確かな品質と、アメリカブランドならではのデザインの組みわせた印象的だ。

オルムステッド・マット

オーク&オスカーの代表作、オルムステッド・マット。クラシックなフィールドウォッチをベースにしたモデルだが、38mmのケースには無反射セラミックコーティングをアメリカ国内で施しており、滑らかで耐久性のあるマットな質感が現代的な雰囲気を加えている。ムーヴメントはETA社のCal.2892A2を搭載。あえて、カレンダーを排することで、スッキリとしたデザインに仕上げているのも特徴といえるだろう。

■SS(マットセラミックコーティング/42mm径)。10気圧防水。自動巻き(ETA 2892A2ベース)。1550米ドル(約16万9000円)

》OAK&OSCAR(オーク&オスカー)公式サイト
https://oakandoscar.com


RAIDILLON(ラディオン)

 ベルギーで著名なプロダクトデザイナーのアクセル・エントヴェン氏が2001年に創設した時計ブランド。時代を超越しつつも個性的なケースデザインと、ヴィンテージの雰囲気を醸し出すカラーリングが印象的だ。
ベルギーでデザイン、スイスで製造ば行われており、この“41-CIC-304”は、ベルギーのワロン地域リエージュ州ににある有名なスパ・フランコルシャン・サーキット内にあるカーブ名、ラディオン(ドライバーはこのカーブを時速300km以上のスピードで通過する)に由来する。各モデルは55本の限定生産となっているが、この限定数もスパ・フランコルシャン・サーキットに出場できる車の最大参加台数が55台であった歴史をオマージュしたものである。

クロノグラフ41-CIC-304

 右サイドを直線的なフォルムに仕上げた独創的な41mmのケースが特徴となっており、ムーヴメントは、ETA社製のCal.7750を採用。シルバーの文字盤にオレンジ色のインデックスを配したレーシーなデザインが魅力的だ。風防はサファイアクリスタルを採用。55本の限定生産で、文字盤の左側にはシリアルナンバーがレイアウトされている。

■SS(41mm径)。10気圧防水。自動巻き( cal.ETA7750)。限定55本。3950ユーロ(約51万円)

》ラディオン公式サイト
https://www.raidillon-watches.com

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