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【夏のダイバーズ特集-第3弾】手頃な10万円以下で狙う、“ジャパンブランド”のダイバーズウオッチ3選

 夏にデイリーユースウオッチとして大活躍してくれる本格ダイバーズウオッチのスペックを備えつつ、手頃な10万円以下で手に入るモデルを厳選。編集部がおすすめの3モデルを紹介していく。

本格派の防水性に加えて、10万円以下の手頃な価格が魅力的

 技術で先んじていた欧米の市場からの輸入が主流であった明治時代にはじまり、大正、昭和、平成を経て、機械式、クォーツ、さらに光発電をはじめとした独自技術を進化させてきた日本の時計ブランド。現在はグローバルブランドとしても存在感を増しているが、やはり国内の市場では“ジャパンブランド”は突出して人気が高い。

 上のグラフはカジュアルウオッチ専門誌タイムギアの読者アンケートで、“次に狙っている時計は?”という質問に対しての回答を、改めてブランドの国別に集計し直したものだが、ブランド数では圧倒的に多いスイスを抑え、国産ブランドがなんと4割以上も支持を集める結果となった。

 その人気の理由として、“自国ブランド”というのが大きなアドバンテージとなっていることは言うまでもないが、知名度の高さに加えて、アフターサービスやメンテナンスを考えても、安心感が強いというのもポイント。そして、手の届きやすい “1万円~5万円”の価格帯のラインナップが非常に豊富な点も支持を集める大きな理由と言えるだろう。

 今回は、手頃な10万円以下の価格帯で、ジャパンブランドのダイバーズウオッチを厳選してみた。


10万円以下で狙う、国産ダイバーズ-其の1
SEIKO PROSPEX(セイコー プロスペックス)
ストリートシリーズ SBDY059

 外胴プロテクターを備えた独特のデザインから、海外では“ツナ缶”の愛称で知られる人気モデルからリリースされた、ストリートシーンを彩るカルチャーにインスパイアされた新機軸。アイコニックなデザイン、プロダイバー仕様のスペックに加え、43mmにケースを小型化したことでより装着感が高められている点も人気のポイントとなっている。

■Ref.SBDY059。SS(43.2mm径)。200m潜水用防水。自動巻き(Cal.4R36)。6万4900円

【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室
TEL:0120-061-012
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex


10万円以下で狙う、国産ダイバーズ-其の2
CITIZEN PROMASTER(シチズン プロマスター)
シチズン プロマスター エコ・ドライブ

 プロ仕様のスポーツウオッチとしてコアなファンからも支持を集めるプロマスターからリリースされているエコ・ドライブを備えた200m潜水用防水のダイバーズモデル。近年のプロマスターは、機能性はもちろん、差し色を加えたアクティブなデザインを豊富に揃えるのも特徴。このモデルもブラック、レッド、グリーンの3色展開だが、トレンドの感のあるグリーンが突出して人気が高い。エコ・ドライブのみで電波機能は搭載していないが、機能を絞った分、価格が手頃なのも魅力といえるだろう。

■Ref. BN0156-13W。ステンレススチールケース、ラバーストラップ。ケース径44mm。200m潜水用防水。エコ・ドライブ(Cal.E168)。4万700円

【問い合わせ先】
シチズンお客様時計相談室
TEL:0120-78-4807
https://citizen.jp/promaster/index.html


10万円以下で狙う、国産ダイバーズ-其の3
ORIENT(オリエント)
ダイバーデザイン

 20気圧防水と、視認性の高いデザインを取り入れたダイバーデザイン。 文字盤はベーシックなブラックのほかに、ブルー、グリーン、レッドを加えた4種類、またブラック文字盤にはブルー×レッド、ブルー文字盤にはブルー×オレンジに色分けした遊び心のあるバイカラーのベゼルを組み合わせるなど多彩なラインナップを展開している。

 やはりおすすめなのはベーシックなブラック文字盤。20気圧防水と高い機能性を備えつつ、幅広いシーンで着用できる汎用性の高いデザイン。機械式時計でありながら、防水に気を使いすぎることなく、マリンスタイルからタウンカジュアルまで日常のあらゆるシーンで気兼ねなく愛用できる。

Ref.RN-AA0912B。SS(44mm径)。20気圧防水。自動巻き(Cal.F6922)。3万7400円

【問い合わせ先】
オリエントお客様相談室
TEL.042-847-3380
https://www.orient-watch.jp

 

文◎船平卓馬(編集部)

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