写真の上側がRef.16610、下側がその後継機として2010年登場したRef.116610LN
硬化処理を施したアルミニウム性のベゼルリング(上)からRef.116610LNはブラックセラミック素材のセラクロムリングに変更されたことで耐傷性が格段に向上、ほとんど傷がつかなくなった。また、数字と目盛り部分の素材にプラチナが使われている点もポイント
ドット、バーインデックスともにRef.16610(上)に比べてひと回りサイズが大きくなっている。それによってハッキリとした印象となり視認性という点でも格段に向上した
インデックスの夜光塗料はRef.16610のスーパールミノバ(上)からより発光性が強いクロマライトを使ったルミネッセンスという発光塗料に変更。色もグリーンからブルーになり神秘的な印象となった
Ref.116610LNはラグ部分に厚みをもたせたのに合わせてリューズガードも大型化された。それによってケース全体の堅牢性がより高められているのはもちろん、ケース幅の数値は40mmと同じものの見た目にはひと回り大きく感じる
Ref.16610は板状のエクステンションパーツによって延伸させる構造だったが、Ref.116610LNはグライドロッククラスプによってバックル内部をスライドするだけで簡単に微調整できるように変更された