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西新宿の新宿住友ビル三角広場にパテック フィリップのクリスマスツリーが日本初登場!

 スイス・ジュネーブ最古の独立マニュファクチュール、パテック フィリップは、1839年の創業以来、“世界最高の時計をつくる”という理念のもと、ジュネーブ高級時計製作の伝統を守りながら、絶え間ない技術革新の道を歩んできた。
 そのパテック フィリップのクリスマスツリーが、日本で初めて、新宿住友ビル三角広場に飾られている。

 高さ8メートルにものぼるツリーは、時計の歯車や、ゼンマイを象った本社エントランスのオブジェ“スパイラル”で飾られ、頂上にはパテック フィリップのエンブレムである“カラトラバ”がひと際明るく輝く。さらにツリーの上には、幻想的な光を映し出す大小12個のダイヤ型の装飾が空中で舞うように煌めいている。20分ごとに繰り広げられるライティングショーでは、音で時を知らせるミニットリピーターのゴングも響きわたり、美しい光と音色で構成されたパテック フィリップのクリスマスツリーを楽しめるのだ。
 そして、ツリーの隣の大型スクリーンでは、本社社長ティエリー・スターン氏が、英語と日本語で日本の皆様へメッセージをお届けしている。

期間:12月25日(日)まで
場所:新宿住友ビル三角広場(東京都新宿区西新宿2丁目6-1)
ライティングショー:20分ごとに約2分30秒の上映

 

 実はクリスマスツリーが飾られているこの新宿住友ビル三角広場は、6回目となるパテック フィリップの一大イベント“ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)”(2023年年6月10日から25日まで開催)の会場ともなる場所である。

 同エキシビションは、ジュネーブの伝統の後継者であるパテック フィリップが、その卓越した時計製作への情熱と技術力を、展示会を通じて多くの人に伝えることを目的に、12年にドバイで初開催された。その後、ミュンヘン(13年)、ロンドン(15年)、ニューヨーク(17年)、シンガポール(19年)で行われ、その規模と範囲を拡大。これまで5度の開催を通じて合計約16万5000人もの来場者を迎えている。

2019年にシンガポールで行われたグランド・エキシビションの様子

 今回の東京エキシビションでは、会場となる新宿住友ビル三角広場に、著名な花時計を含むジュネーブの通りやレマン湖岸を彷彿させる、2500平方メートルを超える展示会場を創出。10のテーマ・ルームに分けられ、珠玉のタイムピースのほか、パテック フィリップ完全自社開発・製造による多数のムーヴメントなどの展示、さらに見学者に様々なムーヴメントの作業を実演する同社の時計師たちやレアハンドのアーティストと知り合う機会も与えられるという。
 展示されるタイムピースは現行コレクションのすべてと希少なハンドクラフト・コレクション、さらに同社ミュージアムに所蔵されるなかから厳選された約190点の歴史的なタイムピースなど、合計約500点におよぶというから驚きだ。こちらの開催も期待して待ちたい。

パテック フィリップ・ミュージアムに所蔵されている最初の永久カレンダー搭載腕時計(1925年/写真左)や、1851年のロンドン万国博覧会でヴィクトリア女王に献上されたペンダント・ウォッチ(同右)

 

【問い合わせ先】パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL.03-3255-8109
公式サイト:https://www.patek.com/ja/

 

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文◎堀内大輔(編集部)

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