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エベラールは“ヌヴォラーリ・コレクション”の最初のタイムピース誕生から30年、さらに伝説のレーシングドライバー “タツィオ・ヌヴォラーリ”の生誕から130年となったことを記念し、“空飛ぶマントヴァ人”の異名を冠する彼に捧げる新作“タツィオ・ヌヴォラーリ・ゴールド・カー・コレクション“タツィオ・ヌヴォラーリ”を発表した。
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1892年にイタリアのマントヴァ県に生を受けたタツィオ・ヌヴォラーリは、第1次世界大戦復員後の1920年からモータースポーツ界にのめり込み、27年にブガッティ・タイプ35を購入すると、4輪のレーシングチーム“スクーデリア・ヌヴォラーリ”を設立。約30年間のレーサー人生での累計70回以上の優勝記録を残しているうえ、ドリフト走行の生みの親としても知られる伝説のレーサーだ。そして、常にエベラールの懐中時計を携行し、数々の決死のレースに挑んでいたという彼は、メゾンを語るうえで欠くことのできない人物でもある。
タツィオ・ヌヴォラーリの“どこまでも時を追いかける”というスタイルに深く共感するエベラールは、長年にわたって、“ヌヴォラーリ・グランプリ”のメインスポンサーを担い、1992年には彼に捧げるためのオマージュウオッチ、“タツィオ・ヌヴォラーリ・レジェンド”を開発。以来次々と新しいモデルを発表してきている。
今回発表された新作は、コレクション誕生から30年、“タツィオ・ヌヴォラーリ”の生誕130年にあわせたモデルで、従来のモデルで中心に描かれていたタキメーター・スケールを廃してデザインを一新。文字盤にギョーシェ彫り、裏ブタの外側部とベゼルにロゼット模様が施されており、タイムピースに華やぎが添えられている。さらに、アルファロメオ12Cのシルエットやヌヴォラーリの名前が記されたローターが、記念モデルとしての特別感を付与。スポーティーとドレッシーが融合した記念モデルにふさわしい仕上がりだ。
【問い合わせ先】
エベラール・ジャパン
TEL.03-5422-8087
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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