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【“時計好きアラサーリーマン”が愛を込めて実機レビュー】“ガーミン”に感謝!

時計大好き、Watch LIFE NEWSの営業担当、寺田がお届けする実機レビュー企画。第3回は、ガーミン“Forerunner 265”をレビューしていきます。
実は筆者はガーミン“Venu Sq 2”を所有しており、この1年間自分の体の状態を数値化するために使用していました。これをきっかけにランニングを始めたこともあり、ランニング特化型の“Forerunner 265”にも俄然興味が湧いてきたというわけです。


ガーミン製品との最初の出合いは、先述のVenu Sq 2でした。このモデルは角形のスマートウオッチであり、自身の睡眠トラッキングやランニングのタイム計測、歩数計など健康管理に役立つ機能はほとんどカバーしています。こうしたスマートウオッチで自分の体の状態を正確に記録するためには、なるべく長い時間着け続けることが必要です。ただ筆者は普段、機械式腕時計やクォーツ時計をローテーションしながら使っているため、スマートウオッチのみを使い続けるということは難しい選択でした。


スマートウオッチを右腕に着けるという選択

ガーミン/Forerunner 265。Ref.010-02810-42。FRP×シリコン(46.1mm径)。5気圧防水。6万2800円

アラサーになって、将来的な健康や運動不足を少し感じ始めたため、健康管理が行えるスマートウオッチに興味が湧き、GPS機能付きで圧倒的信頼感があるガーミンのVenu Sq 2を購入しました。しかしながら、スマートウオッチ1本に絞ることは難しかったため、Venu Sq 2は右腕に着けることにしたのです。以降、外出時は左腕に機械式腕時計、右腕にはVenu Sq 2(就寝時は左腕に!)を着用するというスタイルで生活を送るようになりました。この1年で最も着用した腕時計は間違いなくVenu Sq 2です。


〇24時間つけ続けられる着け心地

睡眠トラッキングをするとなると、睡眠時もスマートウオッチを着用している必要があります。そこで重要なのは“ストレスを感じないこと”です。Forerunner 265のケースサイズは46.1×46.1×12.9mmと小さくはありませんが、FRP製の軽いベゼルとシリコン製のベルトの柔らかさが着用のストレスを感じさせません。実際に初めて着用して睡眠トラッキングをした日もまったく気になりませんでした。起床した際にはグラフを使用してわかりやすく“モーニングレポート”を表示してくれます。


○ガーミンが誇るGPS機能について

ガーミンの発祥はGPSデバイスです。元々は航空機や船舶などのGPS機器を製造していましたが、2000年代初頭にスマートウオッチの前身となるGPS機能付きウエアラブルデバイスの製造を開始します。Forerunner 265もGPS搭載モデルのため、ランニング時には正確な距離、速さ、経路を計測することができるのです。かつてランニング用デジタルウオッチで、グラウンドのトラック1周あたりのラップタイム計測を行っていた時代に比べ、スタートボタンさえ押せば、ランニングを終えるまですべて自動で計測できるのは、GPS機能付きスマートウオッチのアドバンテージでもあります。

実際にForerunner 265を着用し、ランニングをしてみました。ランニング時に大切となるのは視認性、軽さだと思います。視認性は直径32.5mmの大型ディスプレイにより心拍数、距離、1kmあたりのペースをわかりやすく表示してくれます。1kmあたりのペースや走った経路はガーミンが得意とするGPSにより、正確に記録します。走り終わった後、Garmin Connectアプリで走行経路とペースを確認するのも楽しいです。赤信号に捕まった際は交差点を曲がり、ほかのルートに変更したり、水分補給のために公園の水飲み場へ走ったりしたこともアプリの地図上にすべて記録されます。
表示文字も大きいため、視界の悪い雨の中を走ることになってもペースを瞬時に把握できると考えられます。また、重量も47gと普段使用している機械式腕時計の約1/4のため、ランニング中の腕にかかる負担はほとんどありません。

 

【次ページに続く...】

 

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