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【ロレックスの60年代風“フェード”を表現】珍しい“SEIKOエプソン製”自動巻きを搭載する最後のダイバーズ|no.245

経年によってブラックがグレーに褪色したかのような色合いを再現したグレーダイバー

今回のOUTLINEニュースは、汗ばむこれからの季節のマストアイテムとなるダイバーズウオッチについて取り上げる。

現在アウトラインには3種類のダイバーズウオッチがラインナップしている。違いは回転ベゼルの色。ネイビーダイバー、グレーダイバー、そしてブラックダイバーの3色となる。それぞれ一般的なドットインデックスのタイプと369アラビア数字とバーを組み合わせた通称エクスプローラーダイアルと呼ばれるタイプの2種類展開だ。

【ネイビーダイバー】SS(40mm径)。10気圧防水。自動巻き(EPSON Cal.YN55A)。7万400円

なかでもネイビー(上の写真)とグレー(下の写真)については、旧型サブマリーナーのレアポイントとして挙げられる褪色ベゼルの色合いを再現したもの。本来のブラックベゼルがなぜか経年変化でネイビーやグレーに色褪せる傾向がまれにみられることから「フェード(fade)」(色が薄くなる、あせる)した色という意味で「ネイビーフェード」あるいは「グレーフェード」と呼ばれてロレックス愛好家の間では特に珍重されるレアポイントのひとつとなっている。

【グレーダイバー】SS(40mm径)。10気圧防水。自動巻き(EPSON Cal.YN55A)。7万400円

一方でブラックダイバーは王道スタイル。ダイバーズウオッチ本来のスタイルが楽しめるうえにどんなファッションにも合わせやすく使い勝手は抜群だ。

なおこのブラックの文字盤は、艶のないマットな質感ではなく、秒針が映り込むほどのグロス感ある仕上げ。つまりロレックスの初期のサブマリーナーにのみ確認できた艶のあるミラーダイアル風に仕上げている。この点も大きな魅力である。

【ブラックダイバー】SS(40mm径)。10気圧防水。自動巻き(EPSON Cal.YN55A)。7万400円

搭載している自動巻きムーヴメントは3モデル共通でセイコー製。ただ、一般的によく使われるセイコーグループ子会社で香港にあるTMI(タイムモジュール社)のCal.NH35やNH36ではない。国産時計メーカーのオリエントを傘下にもつセイコーエプソン製のCal. YN55Aを採用する数少ないモデルのひとつなのである。

実はこのセイコーエプソン製、2023年以降から外販用としての供給をやめてしまった。そのためこの3モデルが最後ということになりそうだ。価格は各7万400円。

【画像】実際に着けた雰囲気をチェック!

[詳細はこちら]
https://shop.powerwatch.jp/webshop/category/item/item-watch/outline/diver/

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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