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2枚の写真が証す【60年代にオメガやブローバに装着】シリーズ II 標準装備のフォースナー製ブレスをNASA宇宙飛行士が選んだ理由?|no.253

アメリカ・フォースナーとのコラボ企画として開発した2レジスタークロノ・シリーズ II

今回は2レジスタークロノ・シリーズ II を取り上げる。このコレクション最大のポイントは標準装備されているメッシュブレスにある。これはアメリカ・フォースナーの歴史的なブレスレットで、同社とのコラボレーションによって実現した。

フォースナーは、1920年頃にアメリカで創業したアクセサリーなどのチェーンメーカー。その代表作が39年に開発した長さ調整が自在にできるこのメッシュブレス“コムフィット”なのである。

そんなコムフィットが世界的に知られるようになったのがNASAだ。オメガがまだNASAの公式時計になる以前のこと。一部の宇宙飛行士が自前のブローバやオメガにこのコムフィットを装着していたことから注目された。

写真の上が表で下が裏面。手首の太さに合わせて自由に変えられる

なぜ宇宙飛行士はコムフィットを活用したのかというと、フォースナーの公式WEBサイトにはこのように記述されている。
「工具を使わずに簡単にバンドのサイズ変更ができ、緊急時に簡単に取り外せるなどのコムフィットの構造的なメリットが認められて選ばれた」
つまり理由は二つだ。ひとつは長さ調整が工具なしでも自在にできるという点。そのためミッションの際に宇宙服の上からでも着けられるという汎用性の高さが評価された。

二つ目は「緊急時に簡単に取り外せる」点だ。船外活動などにおいて時計が何かに引っかかってしまった際など、堅牢なブレスレットだと時間がかかってしまう懸念があった。その点、コムフィットはメッシュタイプということもあって、最悪は引きちぎって外すこともできるためだ。

【画像】宇宙飛行士がコムフィットを装着した当時の写真

そしてNASA 有人宇宙計画では1962年10月のマーキュリー・アトラス8号と63年5月のマーキュリー・アトラス9号において宇宙服の上から実際に着用された。ちなみにマーキュリー・アトラス8号の宇宙飛行士が着けていたオメガ、スピードマスター CK2998にはこのコムフィットが装着されていたようで、いわば伝説のメッシュブレスとい言われるゆえんとなったのだ(オフィシャルWEBサイトより)。

このエンドピースは伸縮するのも特徴のひとつ。今回採用したコムフィットの場合は19〜22mmのラグ幅に対応している

なお、このコムフィットは現在日本でもクロノワールドより2万3800円で販売されているため普通に買える。気になる人はチェックしてみてほしい。

さて、今回シリーズ  II に採用しているコムフィットだが、時計本体に取り付ける部分のエンドピースは伸縮する構造(上の写真)になっており、今回のタイプは19〜22mmまでのラグ幅に対応していて汎用性も高い。そのためシリーズ II から外してほかの腕時計に付け換えて楽しむこともできる。

Ref.YK20241-1BBIV。SS(37.6mm径)。5気圧防水。メカクォーツ(セイコーTMI製Cal.VK64)。6万6000円

そして極め付けはエンドピースやクラスプなどのパーツも鏡面仕上げとなっているため、程よい輝きがあって装着すると時計全体の高級感がけっこう増す。そのためスポーツ系モデルながらスーツスタイルでもまったく問題なく着けられる点は大きい。

さらに時計自体もケース径37.6mm(ベゼル径39.6mm)に厚さも約9.9mmと細身の日本人の手首にもすんなり納まるベストなサイズのため着用感もバツグンだ。

[当サイトのオンラインSHOPで販売中]
https://shop.powerwatch.jp/webshop/category/item/item-watch/outline/series2/

なお、もっと知りたい方は下のYouTube動画の解説をご覧いただきたい。

文◎Watch LIFE NEWS

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