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【“時計好きアラサーリーマン”が愛を込めて実機レビュー】細い腕元にも収まるTutima(チュチマ)のダイバーズ、夏場だけでなくオールシーズンで使いたい!

時計大好き、Watch LIFE NEWSの営業担当、寺田がお届けする実機レビュー企画。記念すべき第1回は、2022年冬に購入したチュチマのダイバーズウオッチ“M2セブンシーズS”をじっくりレビューしてみました。細い腕元も収まるコイツは、夏場だけでなくオールシーズン、これから使用頻度が多くなること間違いなしです。


毎年ゴールデンウィークが終わり、半袖の季節がやってくると、「そろそろ夏用時計、ダイバーズウオッチが欲しい」と思っていました。そんなことを思いながらも日々を過ごしていましたが、筆者の細腕(16.5cm)に収まり、なおかつ袖口に隠れるサイズ感のダイバーズウオッチは探すとなかなか出てこない。そして気がつくといつの間にか(買い逃して)長袖の季節に移り変わっていきます。

“それでもやっぱりダイバーズウオッチが欲しい”

そんな鬱憤とした日々を過ごす中、1本の腕時計と出合いました。チュチマのM2セブンシーズSです。
本記事では、そんな腕時計との出合いから購入の決め手などを気ままに綴っていきたいと思います。


 

チュチマ グラスヒュッテ/M2 セブンシーズ S。Ref.6156-06。SS(40mm径)。50気圧防水。自動巻き(Cal.330)

 

〇チュチマについて
チュチマはドイツブランドであり、100年近く前からドイツ軍に腕時計を納品している歴史のあるブランドです。現在もチュチマはミリタリーをベースとした実用モデルに加え、創業地グラスヒュッテに拠点を戻してからはグラスヒュッテ様式の伝統的な技法で製作されたドレスラインなども展開しています。筆者が腕時計に興味もってから15年以上になりますが、チュチマはいつか手にしたいと考えていたブランドのひとつでした。
このM2セブンシーズSは、従来からあるチタンケースを採用したM2セブンシーズの派生モデルとして2021年(40mmモデルは22年発表)に登場。ステンレスケース、ケース径40mm、50気圧防水を備えたハイスペックダイバーズウオッチです。

 

〇滑らかな形状の回転ベゼル

ダイバーズウオッチを選ぶうえでネックになるのが“ベゼルの袖への引掛り”です。エッジが立ったベゼルは操作性が良いのは確かですが、ドレスシャツを着ているとカフスが傷つくのではないかと不安になってしまいます。その点、M2セブンシーズSのベゼルは刻みが少なく、エッジも立っていない。むしろ滑らかな形状のベゼルは触り心地がよいのです。回転ベゼルの操作は他ダイバーズウオッチに比べてコツがいりますが、基本的に回転ベゼルを使うシチュエーションはほとんどないため、個人的に問題はありません。

 

○グリーンの色味が際立つ文字盤

グリーン文字盤はここ数年のカラー文字盤のブームにより完全に定番化しました。そこで黒・白・青文字盤以外にグリーン文字盤も1本は欲しくなったという理由もあります。
M2セブンシーズSのグリーン文字盤は外周から中心部にかけてのグラデーションになっています。グラデーション文字盤はモデルによっては安っぽく見えてしまうことがありますが、M2セブンシーズSの文字盤は外周に濃い緑色を採用し、全体的に濃淡にメリハリをつけ過ぎないことにより、高級感が損なわれていません。

またM2セブンシーズSには単色の黒文字盤も存在します。黒文字盤も王道的なダイバーズウオッチらしく使いやすそうで悩みましたが、グリーングラデーションの特別感が勝り、本モデルに軍配が上がりました。グリーングラデーション文字盤は一見派手に見えますが、角度や照明の具合によって、落ち着いた黒文字盤に見えることもあります。これならばスーツに着用しても違和感がないだろうという判断です。

【次ページに続く...】

 

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