OCTO_Top

小スライド 日本未上陸ブランド

ケースサイズ32mmで小ぶり【70年代に流行した“TVダイアル”ウオッチなど2機種】日本未上陸ブランド“Octo(オクト)”に注目

Octo(オクト)は、もともとスイスのラ・ショー=ド=フォンで創業し、1900年代初頭から60年代後半まで活動していたスイスの時計ブランドである。

精度と実用性を兼ね備えた中価格帯の時計を得意とし、防水時計の“LAKEMASTER”や、方位磁石を組み込んだ“SkyNavy”といったツールウオッチを製作したことで知られている。

複数回の所有権の変遷を経て72年に香港の中南グループによって買収されて以降に最盛期を迎え、70年代から80年代には香港の地元住民だけでなく、著名な歌手や俳優にも愛用され、その存在感を高めていった。

Octo_brandhistory

その後、同ブランドは休眠状態となるが、長い空白期間を経て独立系マイクロウオッチブランドとして復活を遂げようとしている。

OCTO_HISTORYこの再興を主導するのが、起業家にして現オクトの代表を務める、カイ・チョンだ。香港島の北部・湾仔(ワンチャイ)を拠点とするチョンは、ヴィンテージと現代のデザイン要素を組み合わせたコレクションを通じて、オクトの全盛期を讃えたいと考えている。

彼が表現しようとしているのは、路上のネオンが輝き活気に満ちた80年代香港のノスタルジーだ。

オクトの時計はいずれもヴィンテージウオッチにならった37〜38mmの小振りなサイズ感に設定されている。この小径ケースへのこだわりは、スリムでコンパクトな時計がスタイルの象徴であった時代への回帰を意図したもので、ヴィンテージの魅力と現代的な耐久性を両立させることにより、両者の境界を曖昧にする試みを行っているそうだ。


1208-s

■SS(32mmサイズ)。3気圧防水。自動巻き(Cal. ETA 2836)。800米ドル(約12万7000円)

Octo(オクト)
1208 S オートマチック

1208 S オートマチックは、ヴィンテージに着想を得た“TVダイアル”を採用し、デイデイト機能を備え、ノスタルジックかつ未来的なデザインを特徴とするモデルだ。

1208-s_side

ケースはステンレススチール製で、サイズ 32mm、厚さ10.1mm。風防はヴィンテージ感を強調するアクリルクリスタルを採用し、3気圧防水を確保。フォールデッド(巻き)仕様のステンレススチールブレスレットも、レトロな雰囲気を高めているポイントだ。

ムーヴメントはスイス製の自動巻きキャリバー、ETA2836を搭載。50本限定で、裏ブタにはシリアルナンバーが刻印される。販売価格は800米ドル(約12万7000円)だ。

【画像8枚】文字盤のデイデイト表示を拡大、“1208 S オートマチック”を別アングルで見る


3003

■SS(38mm径)。5気圧防水。クォーツ(Cal.ロンダ505.24H)。460米ドル(約7万3000円)

Octo(オクト)
3003クォーツ

次に紹介する3003クォーツは、レトロで華やかな雰囲気を持つワールドタイムウオッチである。

ワールドタイムとデイト機能を搭載し、文字盤にはライトブルーとネイビーのカラーコンビネーションによる回転式ワールドタイムリングと、アクセントとなるパープルの針先を備えたワールドタイム時針を配置。ローカルタイムとワールドタイムリングの操作は、ダブルクラウン(二つのリューズ)によって行う。

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ケースはステンレススチール製で、直径38mm、厚さ11.7mm 。ヴィンテージ感を強調するアクリルクリスタル風防を装備し、5気圧防水を備える。

ムーヴメントは、スイス製のクォーツキャリバー、ロンダ505.24Hを搭載。200本の限定生産で、裏ブタにはシリアルナンバーが刻印される。販売価格は460米ドル(約7万3000円)だ。

 

【画像8枚】文字盤の都市名表記を拡大、“3003クォーツ”を別アングルで見る

 

》Octo(オクト)
公式サイト
https://www.octo-time.com/


文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

https://www.instagram.com/spherebranding/

 

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