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【5万円台は残り2日間で終了】オメガに装着されて宇宙へ。歴史的ブレスを装備した最新作“YouTubeで解説”【OUTLINEニュース|no.141】

現在、クラウドファンディング「WATCH Makers」で5万円台の特別価格で先行予約を実施中の“2レジスタークロノ・シリーズ II ”。完売が続出するなど、反響の大きさに驚くばかり、ほんとうれしい限りである。

そんな先行予約受付期間も4月14日(日)までと残すところ本日を含めて2日間となった。5万円台の特別価格で買えるのはいまだけなので、ぜひご検討いただけたら幸いである。

ということで、今回の新作の魅力についてあらためて簡潔に紹介させていただく。なお、筆者によるYouTubeの解説動画を下にリンクを貼らせていただいた。15分ほどのため、ぜひそちらも観ていただけるとより雰囲気が実感できるはずである。

SEIKOメカクォーツの大ヒット作第2弾“シリーズ II ”
魅力はNASA宇宙史に残る伝説のメッシュブレスにあり!

“シリーズ II ”最大の魅力はアメリカのブレスレットメーカー、フォースナー社とアウトラインとのコラボレーションによって実現した、同社が開発した歴史的なメッシュブレスレット“コムフィット”を標準装備している点である。

下に掲載したNASAのアーカイブの写真をご覧いただきたい。これは1963年5月に打ち上げられたマーキュリー・アトラス9号に乗り込んでいる飛行士“ゴードン・クーパー”だ。彼はアメリカ初の宇宙飛行士として選ばれた7人「オリジナル・セブン」のひとりで、写真をよく見ると右上にかろうじて宇宙服の上から着けている時計が写っていることがわるだろう。実はこの時計、ブローバのアキュトロン・アストロノートなのである。

写真◎NASA

そして、このアキュトロン・アストロノートに装着されているのが、今回“シリーズ II ”に装着されたブレスと同じコムフィット(当時はJBチャンピオン名)なのだ。ちなみに1962年10月のマーキュリー・アトラス8号の宇宙飛行士がオメガ、CK2998を着けていたことは有名な話だが、本国公式サイトによるとこの時もコムフィットが装着されていたという。もちろん、オメガのスピードマスターがまだNASAの公式時計になる以前のことである。

下のリンクを貼っている画像ギャラリーを見てもらうとわかるが、NASAの記録写真アーカイブには実際にコムフィットを着けている当時の宇宙飛行士及び地上スタッフの写真がいくつか掲載されているが、これら以外にも数多く残っている。つまりこれが伝説のメッシュブレスと言われるゆえんなのだ。

【画像】コムフィットを装着した当時のNASA宇宙飛行士の写真をチェック!

【YouTubeのショート動画】モノトーンでシックな雰囲気にメッシュブレスの光沢感がほどよく輝いて、とてもスタイリッシュです!

このコムフィットだが、歴史も古く古典的な作りながらメッシュタイプのため高級感があってことのほかオシャレに見える。この点もこのブレスの大きな魅力といえるだろう。さらに時計自体もケース径37.6mm(ベゼル径39.6mm)に厚さも約9.9mmと細身の日本人の手首にもすんなり納まるベストなサイズのため着用感もバツグン。ぜひコレクションに加えて楽しんでいただけたらうれしい。なお、冒頭でも触れたように現在ウオッチメーカーズでは5万6100円の特別価格で先行予約受け付け中だ。このお得なチャンスをお見逃しなく!

クラウドファンディング[WATCH Makers](4月14日まで)
※終了しました

【アウトライン 2レジスタークロノ・シリーズ II 】

●型番:(左)Ref.YK20241-1BBIV、(中)Ref.YK20241-2MBBK、(右)Ref.YK20241-3BBBK
●素材:(ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)
●サイズ:ケース径37.6mm(ベゼル径39.6mm)、ケース厚9.9mm(ドーム風防含む12.6mm)
●防水性:3気圧防水(日常生活防水)
●駆動方式:クォーツ(セイコー製Cal.VK64)
●機能:クロノグラフ(9時位置に60分積算計)、24時間計(3時位置)
●初回生産本数:200本(YK20241-1BBIV)、100本(YK20241-2MBBK)、70本(YK20241-3BBBK)
●希望小売価格:各66,000円(組み立て:日本)
●保証期間:1年間

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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