“ルイ・ヴィトン”から2002年に誕生し、独自のレイアウトを確立した“タンブール”。そのアイコニックなデザインを継承しながら、ブラウンセラミックとローズゴールドを用いることで、さらなる進化を遂げた最新モデルが登場した。
ケースにはゴールドのコアを内蔵し、ゴールド製のケースバックがその高級感を際立たせている。ムーヴメントを保護するインナーコンテナは、セラミックパーツで覆われ、耐久性と美しさを両立。リューズにはセラミック製のドラム型デザインを採用し、フルート加工と“LV”を刻印。彫刻のような立体的なフォルムが印象的だ。ベゼルにはポリッシュ仕上げの“LOUIS VUITTON”の12文字を刻み、サンドブラスト加工によって、セラミックの滑らかな光沢と繊細な質感が引き立てられている。
セラミック(ZrO2 酸化ジルコニウム)は、その耐久性や耐傷性、低アレルギー性、そして軽さで知られるが、特にブラウンカラーの再現は難しく、高度な技術を要する。ブラックやホワイトに比べ、均一で深みのあるブラウンの発色を実現するために、“ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン”のデザインスタジオで複雑な工程を経て、最適な色合いを生み出したという。
同モデルの開発におけるもうひとつの挑戦は、ブレスレットの再設計である。ケースと一体化する流麗なラインを保ちつつ、快適な装着感を追求するため、フォールディングバックルに向かって徐々に細くなるデザインを採用。リンクが丸みを帯びた形状に仕上げられ、耐久性としなやかさをキープ。サテン仕上げのブレスレットの表面には、ポリッシュ仕上げのローズゴールド製センターリンクを組み合わせた。製造時間の約80%が、職人による手作業の仕上げに費やされ、細部にまでこだわり抜かれたウオッチとなっている。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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