軍用時計としての実績を持つブランドが、現代的な解釈で蘇らせた新作モデルたち。今回は、アメリカ軍に供給された歴史を持つベンラスの復刻モデル、ネイビーシールズに採用されているルミノックスとソフネットのコラボ第2弾、そしてタイメックスによるクラシックな手巻きミリタリーウオッチの新作2モデルを紹介する。実用性とミリタリーデザインの融合が魅力だ。
ベンラス TYPE-III Class-A General Purpose
1921年にニューヨークで設立されたアメリカを代表するブランド”ベンラス”。第二次世界大戦とベトナム戦争向けの軍用時計を製造したことでブランドは急成長を遂げ、アメリカ三大ブランドに数えられるほどになった。
今回紹介するのはディスポーサブル(使い捨て)ウオッチとして、兵士へ供給されていたプラスチック素材のモデルをモチーフに、強度の高いポリカーボネートを採用した。
左右非対称のケースデザインなど、軍に採用されていたモデルのディテールを受け継ぎつつ、普及品向けにデザインを調整。ケースのカラーとベルトの一体感により、普段使いしやすく幅広いユーザーに愛されるデザインに昇華させている。
専用ボックスにはモデル名がプリントされており、当時、軍用時計が兵士に配給される際に使用した紙の箱を再現した。販売価格は、2万900円。2024年11月に発表されたばかりなので、購入可能だろう。
【問い合わせ先】
マーサインターナショナル
TEL.03-3527-3920
文◎Watch LIFE NEWS編集部
“ルミノックス”דソフネット”コラボ第2弾 Luminox 3001 SOPH.
また、米国特殊部隊ネイビーシールズに正式採用されているルミノックスからは、日本のファッションブランド“SOPHNET.(ソフネット)”とのコラボウオッチ第二弾が発表された。
2022年に発表された第一弾は”同ブランドのミリタリーウォッチの代表作である”3001MILSPEC”をベースに、ブランド独自のCARBONOX™+金属プレートによるツートンカラーのベゼルが人気を博した。
第二弾として発表された今作は、ベースモデルはそのままに、よりコントラストの効いたツートンカラーに変更することで、異なる雰囲気をもつモデルとなった。軽量で高耐久なCARBONOX™製のケースや、2種のリューズの構造により実現した200m防水など、米海軍特殊部隊ネイビーシールズとの共同開発したベースモデルのDNAが今も息づいている。
自己発光システム“ルミノックス・ライト・テクノロジー”を搭載した文字盤には、“Luminox”と“SOPH.”2つのロゴが描かれている。裏ブタにも両ブランドのロゴを配し、限定300本のシリアルナンバーが刻印されている。販売価格は、7万3700円。2025年1月に発表されたばかりなので購入可能だ。
【問い合わせ先】
Luminox TOKYO(ルミノックストウキョウ)
Tel.03-5774-4944