ルイ・ヴィトンは2025年、新作ウオッチ“タンブール ブシドウ・オートマタ”を発表した。同モデルは、メゾンのウオッチメイキングアトリエのラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンが手掛けた機械式時計第3弾だ。
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
タンブール ブシドウ・オートマタ
日本の武士道精神とサムライ文化にインスパイアされた仕上がりとなっており、鎧武者の面頬(顔を守るための防具)や刀などが、文字盤上で16秒間にわたる複雑な仕掛けを展開する。
搭載された手巻き式ムーヴメントのキャリバーLV 525は、426の部品と2つの特許技術を備え、組み立てには180時間を要するという。また、これは21年に発表された“タンブール カルペ・ディエム・オートマタ”にも採用されたものだ。
ケースサイズは46.8mm。文字盤には、立体的な鎧武者の顔が配置され、プッシャーを押すとオートマタ機構が作動して妖怪が現れて、鎧の額にジャンピングアワーを表示。このほか、刀剣モチーフがレトログラードミニッツを示すという。鎧武者の表情の変化や武士道の文字が現れるといった仕掛けも楽しめる。
また、文字盤の背景には、富士山と赤い太陽が描かれ、太陽の位置が100時間のパワーリザーブの残量を示す。機械式からくり人形のような動きを感じさせながら、日本の伝統を落とし込んだ一本だ。販売価格は、1億2232万円となる。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部
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