10万円以下【文字盤にこだわる、国産ブランド機械式時計】シチズン・ミヨタ製ムーヴメント搭載『鬼滅の刃』コラボ【全7機種を実機レビュー】

2025年5月16日

【大人気の“煉獄杏寿郎”など、そのほかの4モデルにも注目】

前ページでは筆者の推しキャラ3モデルを深掘りしたが、もちろん、それ以外の4モデル（竈門炭治郎、我妻善逸、煉獄杏寿郎、竈門禰豆子）も見逃せない。キャラクターごとに、それぞれの個性を落とし込んだ意匠、丁寧な造り込みが徹底されている。

※煉獄杏寿郎の“煉”は“火＋東”、竈門禰豆子の“禰”は“ネ＋爾”が正しい表記となります

■Ref.SMS-43-KY-RK。SS（43mm経）。自動巻き（MIYOTA Cal.825S）。5気圧防水。7万7000円

『鬼滅の刃』S-MEISTER 機械式時計煉獄杏寿郎（リニューアル）

『鬼滅の刃』の登場キャラクターのなかでも、屈指の人気を誇る鬼殺隊の炎柱（えんばしら）、煉獄杏寿郎モデル。最大の特徴となっている“着色銀箔”文字盤は、羽織の模様や焔色の髪がモチーフだ。飾りネジがアクセントを加える“ラグスポ”スタイルのケースが、文字盤に負けない存在感を主張する。

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炎のように赤く波打つ刃文が特徴的な日輪刀モチーフの時分針、炎のような眉毛をシンボリックに配置したインデックスが、手作業で炎を描いた文字盤にアクセントを加えている。スモールセコンド部分には、日輪刀の鍔が設置され、時間の経過を動きで表現してくれる。

※煉獄杏寿郎の“煉”は“火＋東”が正しい表記となります

【画像】“煉獄杏寿郎”など全7機種、『鬼滅の刃』コラボモデルを見くらべる

■Ref.SMS-43-KY-KT。SS（43mm経）。自動巻き（MIYOTA Cal.825S）。5気圧防水。7万7000円

『鬼滅の刃』S-MEISTER 機械式時計竈門炭治郎モデル弐（リニューアル）

言わずと知れた主人公、竈門炭治郎をモチーフにしたモデル。ケースは“煉獄杏寿郎モデル”と同じ、ラグスポスタイルのデザインを採用。市松模様の羽織をイメージした“着色銀箔”文字盤が個性を加えている。

時分針は炭治郎が使用している黒い日輪刀をモチーフにしたデザインとなっており、ケースとベルトも針と同じくブラックで統一。グリーンに彩色された文字盤との対比で、メリハリの利いたデザインに仕上げられている。

■Ref.SMS-40-KY-KN。SS（40mm経）。自動巻き（MIYOTA Cal.825S）。5気圧防水。7万4800円

『鬼滅の刃』S-MEISTER 機械式時計竈門禰豆子モデル弐（リニューアル）

炭治郎の妹である“竈門禰豆子”をモチーフに製作されたモデル。多面カットされ12角ベゼルを装備したケースを採用し、ベゼル、ケースともに鏡面仕上げを施した。ベゼルのカット面が光を反射してアクセントを加えてくれる。

“着色銀箔”文字盤は、禰豆子が着ている麻の葉文様の着物からインスパイアされたデザインになっており、スモールセコンドも麻の葉文様が採用された。手作業の彩色でピンクのグラデーションに仕上げた文字盤に、髪の毛をまとめているリボンを表現した時分針、市松柄の帯をモチーフにしたインデックス（12時位置は竹筒）がアクセントを加えている。

※竈門禰豆子の“禰”は“ネ＋爾”が正しい表記となります