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ギョーシェ彫り“ブレゲ・ブルー”文字盤が美しい【ブレゲ創設250周年記念モデル】小ぶりな38mm “トラディション”最新作

スイスの名門時計ブランド“ブレゲ”が、創業250周年を祝した記念モデルの第2弾となる“トラディション”コレクションの新作“トラディション 7035”を発表した。

“トラディション”コレクションは小さな文字盤に時刻を表示し、輪列やブリッジなど機構全体を露わに見せる建築的なフェイスが特徴となっている。本作ではそのアイコニックな意匠を踏襲しつつ、ブレゲの独自合金である“ブレゲゴールド”がケースに採用された。


Breguet tradition-seconde-retrograde

■Ref.7035BH/H2/9V6。18Kブレゲゴールド(38㎜経)。3気圧防水。手巻き(Cal.505 SR)。702万9000円

Breguet(ブレゲ)
トラディション 7035

ブレゲ創業250周年に合わせて発表された独自の合金“ブレゲゴールド”をケースに採用。暖かみのあるゴールドの色調が、精巧なムーヴメントの機構を引き立てている。

さらに目を引きつけるのは、12時位置に配置された“ブレゲ・ブルー”のグラン・フー エナメル文字盤だ。精緻な手彫りギョーシェ仕上げが施されており、半透明のグラン・フー エナメルに彩られた装飾が美麗な輝きを放つ。深い青色をたたえる“ブレゲ・ブルー”の文字盤には、明るい色のブレゲ数字とブレゲ針、百合を象ったミニッツマーカー、4時位置にシリアルナンバーが配置されてている。

 

【画像】ブレゲ250周年記念モデル“トラディション 7035”をもっと見る


ギョーシェ彫りの模様は、新たに考案された“ケ・ド・ロルロージュ”が採用された。モチーフは、かつてアブラアン-ルイ・ブレゲが工房を構えていたシテ島やサン-ルイ島を囲み、パリ中心部まで流れているセーヌ河だ。

7035BH-H2-9V6_dial

模様を成す精緻な線は、パリの市街を鳥瞰して描かれた18世紀のテュルゴー地図から着想したもの。ギョーシェ彫りは模様の美しさのみならず、光の反射を抑えることができるため、視認性の確保にも貢献している。

ムーヴメントは毎時2万1600振動数、約50時間のパワーリザーブを備えた、自社製の自動巻き“Cal.505 SR”を搭載。ショットブラスト仕上げの地板と、ショットブラスト仕上げとサテン仕上げのブリッジにより、ブリッジに上で回転するローターの造形や動作が際立っている。なお、ケースバックに広がる景色もシースルーバックで鑑賞が可能だ。

7035BH-H2-9V6_back

ローターには天才時計師であり創始者であるブレゲへの敬意を込めて、1780年代に登場した、初の自動巻時計“ペルペチュエル”に搭載されていた三日月型ローターを想起させる、相似した形状のローターを採用。密度が高く運動効率の高いプラチナ製で、ブラッシュ仕上げが施されている。

 

【画像】250周年記念モデル“トラディション 7035”の別アングルも見る

 

【問い合わせ先】
ブレゲ ブティック銀座
TEL.03-6254-7211

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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