DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパンが、スイスの独立系時計ブランド“AMIDA(アミダ)”との日本市場における独占販売契約を締結した。
同社は日本国内におけるマーケティング、販売、流通からアフターサービスまでを一貫して担当し、今後、日本市場において“AMIDA(アミダ)”の象徴的なタイムピースの販売が開始されることとなる。

■SS(39.6×39mmサイズ)。5気圧防水。自動巻き(ソプロドCal.ニュートン P092)
AMIDA(アミダ)
デジトレンドスチールエディション
再設計された“AMIDA(アミダ)”の代表モデル、デジトレンド。一見、電子表示に見えるが、時と分のディスクを採用した独自のジャンプアワー機構を備える。ムーヴメントは水平に作動するが、鏡を使って時分ディスクのディスプレイが垂直に投影されるのだ。
これはアミダが LRD(ライト・リフレクティング・ディスプレイ)と呼ぶもので、アミダは73年に特許取得している。内部にプリズムを設置することで水平構造の時刻表示が縦に見えるように工夫されているのだ。デジタル表示が注目を集めていった70年代らしい、創意工夫を感じる仕組みと言えるだろう。
ケースサイズは 横39.6mm、縦39mm、厚さ15.6mm。輪郭は洗練され、美しい仕上げとなっている。再設計された新生デジトレンドは5気圧防水を備え、オープンバックからはスイス、ソプロド製の自動巻きキャリバー、ニュートン P092を鑑賞することができる。
【画像】新上陸ブランド“AMIDA(アミダ)”、代表モデル“デジトレンド”を別アングルで見る
“AMIDA(アミダ)”は1925年に創業したスイスの独立系時計ブランドだ。76年に発表した“デジトレンド(Digitrend)”は、時間表示が一瞬で切り替わる機構(ジャンピングアワー)と三角柱(プリズム)を使った独自のデジタル表示を組み合わせた機械式腕時計で、その革新性により国際的な評価を獲得した。
その後、休眠状態となるが、2024年に“AMIDA(アミダ)”はブランドを再興。1950〜70年代の宇宙開発時代(スペースエイジ)の美学を取り入れたレトロ未来的デザインを継承しながら、現代の高精度スイス時計製造技術を融合させて、新たなコレクションを展開している。
新しい“デジトレンド”は、オリジナルの革新精神を大切に守りつつ、デザインと機構をさらに洗練させている。
“AMIDA(アミダ)”の腕時計は、現在、伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチにて限定展開されている。気になった人は、実機をチェックしてみてはいかがだろうか。
【画像】日本新上陸ブランド“AMIDA(アミダ)”、 “デジトレンド”を別アングルで見る
【問い合わせ先】
DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン
cg.csc1@dksh.com
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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