アメリカ発、GPSナビゲーション製品のプロフェッショナル“ガーミン”は、人気のGPSスマートウオッチシリーズ“Venu(ヴェニュー)”シリーズから、最新作“Venu 4(ヴェニュー フォー)”をリリースした。
新モデルの“ヴェニュー フォー”は、健康モニタリングやフィットネス機能に充実した、同メーカーのウェルネスカテゴリーにおけるハイエンドモデルとなる。

■Ref.010-03014-30。SS×FRP(45mm径)。5気圧防水。充電式。7万9800円
Garmin(ガーミン)
ヴェニュー フォー
初めてスマートウオッチを使う人から、高い機能性を求める人まで、幅広い支持を得る同シリーズ。最新作はベゼルにステンレススチールを使用し、ビジネスシーンからプライベートまで、様々なシーンに溶け込む洗練されたデザインを採用。41mmと44mmの2サイズを展開し、それぞれ3カラーをラインナップする。
最大の特徴は、先進機能を多彩に取り備えている点だ。ヘルスモニタリングからフィットネス・トレーニングのサポートまで、新機能やアップデートされた機能が搭載されている。列挙するには多機能すぎるため、ここでは注目の新機能を紹介しよう。
【画像12枚】41mmと45mmで全6モデル、“ガーミン”新作“ヴェニュー フォー”のデザインを見比べる
【ヘルスモニタリング機能】
まずは“ヘルスモニタリング機能”。特に注目なのが、近年、健康維持や仕事でのパフォーマンスを大きく左右するとされ、関心を集めている睡眠の質改善にアプローチする睡眠モニタリング機能だ。
睡眠の内容を評価し、アドバイスも行う睡眠スコアのほか、睡眠改善のためのパーソナライズされた提案を行う睡眠コーチ、より効果的な休息管理が叶うお昼寝検出、自律神経バランスの指標となるHRV(心拍変動)ステータスを搭載している。
さらに体内リズムに合わせて自身の就寝・起床時間を提案し、睡眠サイクルを知らせる睡眠アライメント、朝、眠りの浅いノンレム睡眠に切り替わったタイミングでアラームを鳴らして、快適な目覚めをサポートするスマート起床アラーム、睡眠中の呼吸変動のデータの取得機能を備える。
生活習慣全般のログ機能も搭載しており、その日の行動や飲食したものを記録することで、それらが睡眠やストレス、心拍数、HRV(心拍変動)に与えた影響を分析し、指標やグラフのほか、ポジティブ・ネガティブなど分かりやすい表記で、レポートや改善内容を提示してくれる。
健康管理に関する機能として優れているのは、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリーといったベーシックな計測機能に加えて、体のエネルギー状態を数値化する独自の機能Body Batteryやフィットネス年齢の分析が可能な点だ。光学式心拍計による心身の可視化だけでなく、日々のコンディション作りのためのアドバイスといった、データ分析による一歩踏み込んだ提案をしてくれるのだ。
血中酸素トラッキングや心電図アプリにも対応しており、スマートウオッチひとつで幅広い体調管理が可能だ。
【トレーニング機能】
次に取り上げるのが、さらに強化された先進的なトレーニング機能だ。目的やその日のコンディションに合わせて、よりパーソナライズされたメニューにカスタマイズできるのだ。
Garminフィットネスコーチは、“ガーミン”独自のトレーニングレディネス、トレーニングステータス、パフォーマンスコンディション機能を内蔵。トレーニングの記録・分析だけでなく、個人に合わせた提案機能を備えており、目的に合った効果的なメニューを取り入れることが可能だ。
スポーツアクティビティ機能については、ウォーキング、ランニング、サイクリング、筋トレ、ヨガ、ピラティス、水泳など80種類以上に対応。ポイントは、従来のコーチングプランと異なり、様々なアクティビティからユーザー自身が好きな種目を選択して、トレーニングに組み込める機能が追加された点だ。多彩なスポーツアクティビティ機能を活用した、独自のワークアウトを作成できる。
また、その日の睡眠やリカバリーなどの身体の状態に基づいて、毎日、更新されたカジュアルなワークアウトメニューを提案するフィットネスおすすめワークアウト機能を搭載。
“トレッドミル+筋トレ+モビリティ”などと、複数のアクティビティを一つのトレーニングメニューとして保存できる混合セッション機能は、ワークアウトを組み合わせて取り組む、ジムのトレーニングなどで重宝するだろう。
【イブニングレポート機能】
最後に着目したいのが、イブニングレポートだ。既存のモーニングレポートが好評だったことから、新しく追加された。
起床時に、前夜の睡眠の内容や疲労の回復状態、その日の天気、スケジュール、推奨トレーニングなど、一日に必要な情報をまとめて表示する、モーニングレポートの夜版となる。就寝前に、その日に必要な睡眠時間、明日の予定、天気、トレーニングプランをまとめて表示し、翌日のスケジュール作成やワークアウトの計画に役立てることができる。
補足で付け加えると、事故・転倒検出機能を備えており、高齢の家族にプレゼントしても良さそうだ。屋外でのウォーキングや自転車走行時での店頭、突発的な事故や意識障害に見舞われたときに自動的に検出し、あらかじめ登録した緊急連絡先に現在地を送信してくれる。
仕様面については、高輝度なAMOLEDディスプレイにより、屋内外での高い視認性を実現。ディスプレイの画面には高い透明度と強度を誇るCorning Gorilla Glass 3(コーニングゴリラガラス3)を採用している。
睡眠中を含めた継続的なログを蓄積するのに安心な、ロングバッテリーを内蔵。通常モードで、44mmのモデルは約12日間、41mmのモデルは約10日間、GPSモードで44mmモデルは約20時間、41mmモデルは約15時間の稼働が可能だ。
GNSSマルチバンドに対応しており、都会のビル群から山間までスムーズに位置情報即位ができ、様々な屋外アクティビティを高精度で記録する。
なお2025年9月25日に予約を開始し、10月2日に発売される。価格は6モデルとも7万9800円だ。
【画像12枚】全6モデル展開、“ガーミン”新作“ヴェニュー フォー”を別アングルから見る
【問い合わせ先】
ガーミンジャパン
TEL.0570-049530
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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