アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。
ユニバーサル ジュネーブ
ウルトラ・シン
今回紹介するのは、1970年代に製造されたユニバーサル・ジュネーブの薄型手巻き時計だ。
すっきりとしたホワイト文字盤に、同モデルの中でも珍しいブレゲ数字のインデックスを配した、シンプルで知的な顔立ちが目を引く。ブルースチールのリーフ針も相まって、正統派ドレスウオッチとも呼べる佇まいの1本だ。
2針のムーヴメントを採用しているという点はもちろんだが、ケースや風防、時分針など、各所のクリアランスを詰めた設計により、ケース自体は6mmほどまでに厚みが抑えられている。
ケース自体は曲面の少ない平滑面で構成されているが、ケース側面を狭く絞った形状や、エッジの立ったベゼルやラグの造形により、ポールルータやシャドウシリーズにも通ずる、ユニバーサル・ジュネーブらしい清潔感のあるスタイリングが魅力的だ。
華美な装飾こそないものの、歪みの少ないケース研磨や、立体的に成形されたブルースチール針など、細かな部分まで手の行き届いたパーツから、本個体の素性の良さを感じる。

【写真の時計】ユニバーサル・ジュネーブ ウルトラ・シン。Ref.Ref.842101。SS(31mm径)。手巻き(Cal.UG 1-42)。1970年代製。取り扱い店/WatchTender銀座
【画像:ブルースチール針の色味やムーヴメントの状態を見る(全6枚)】
ケース自体は31mm径とかなり小径であるが、細く絞られたベゼルによって文字盤部分が大きく見えるため、数値以上に存在感を発揮するはずだ。ただし、非防水のケースであるため、汗をかきやすい夏場や高温多湿の環境、水に濡れる環境を避けて使用することを推奨する。
ムーヴメントには、自社製の手巻き式であるCal.1-42を搭載。同社の2針ドレスウオッチに数多く搭載されたムーヴメントであり、信頼性にも優れている。手巻き式かつノンデイトであるため、使用したいときにゼンマイを巻いてすぐに着用できる点も魅力的だ。普段は腕時計を使わない人も、ここぞという場面で電池切れを気にせず使用できるため、デイリーユース以外にも、持ち歩くカバンなどに忍ばせておきたい1本だ。
また、現状では少し厚みのある革ベルトが装着されているが、ケース厚に合わせて薄手のベルトに交換するのも良いだろう。時計本体のデザインが非常にシンプルであるため、さまざまな色や素材のベルトに交換してコーディネイトを楽しめる点にも注目だ。
落ち着いた外装デザインでありながらも、細部から気品の良さを漂わせるユニバーサル・ジュネーブのドレスウオッチ。派手に着飾らない、落ち着いたファッションに、ぜひ合わせてみてほしい1本だ。
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文◎LowBEAT編集部/画像◎WatchTender銀座
