日本各地でも多くのブランドが誕生し、精力的に新作を発表している小規模の時計ブランド(いわゆる“マイクロブランド”)。先月の記事では近畿地方の京都・滋賀に拠点を置く3ブランドを取り上げたが、今回は東京発の4ブランドをクローズアップ。発売中の注目作を価格順に紹介する。
【東京発のマイクロブランド注目作①】

■SS(38mm径)。100m防水。自動巻き(Seiko-Epson YN71)。8万5800円
Goldsun.(ゴールドサン)
アクアライン ヘリテージ
2025年に東京・世田谷で創設された新鋭ブランド、ゴールドサンの1stコレクション。
1960〜70年代の国産ダイバーズウオッチからインスパイアされたツールウオッチで、レトロなオーバルケースとミリタリーの機能美をミックスした意匠が個性を放つ。
裏ブタには、拠点の世田谷区桜丘と日本を象徴する桜のエンブレムを刻印。ムーヴメントには、セイコーエプソン製の自動巻きが搭載されている。
【実機写真】セイコーエプソン製ムーヴ搭載、桜の刻印付きの裏ブタを見る
【問い合わせ先】
ゴールドサン
s.kaneko@goldsun.jp
【東京発のマイクロブランド注目作②】

■Ref.YK20264-1BBBK。SS(37mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.Miyota 9075)。限定100本。8万8000円
OUTLINE(アウトライン)
GMT-1960
1940〜70年代のヴィンテージテイストをデザインコンセプトに商品展開する、アウトラインの最新限定モデル。
GMT機能付きコレクション・GMT-1960の新色ブルーベゼルで、これはロレックス愛好家の間で“ブルーベリー”の愛称で呼ばれていた70年代にあったとされるモデルから着想を得たものだ。
現行GMTマスターと同じ操作の時針単独可動型GMT機能を備えた唯一の国産汎用型ムーヴメント、ミヨタ製キャリバー9075を搭載している。
【実機写真】通称“ブルーベリー”ベゼルと文字盤を拡大して見る
【問い合わせ先】
シーズ・ファクトリー
TEL.03-5562-0841
【東京発のマイクロブランド注目作③】

■Ref.ZC005SLG。SS(38mm径)。3気圧防水。自動巻き(Cal.50ZC02)。限定300本。12万9800円
ZEROO(ゼロ)
ZEROO C5 KEIGO クラシック オートマティック ムーンフェイズ リミテッドエディション
東京・八王子で創設された時計ブランド、ゼロによるクラシックラインの意欲作。
ムーンフェイズ(同軸でポインターデイト)、レトログラード式デイナイト表示、スモールセコンドを搭載するマルチカレンダーモデル。
夏にもぴったりなライトグリーン文字盤は、青磁のようなカラーと文字盤のテクスチャーが上品な質感を醸す。シースルーバックからは、マイクロローターを備えた自動巻きムーヴメントが眺められる。
【実機写真】マイクロローター付き自動巻き搭載、シースルーバックを見る
【東京発のマイクロブランド注目作④】

■Ref.ISSUE 0.7 チャロアイト。904L SS(42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.9015)。24万7500円
The Nishiogi(ザ・ニシオギ)
シベリアのヒーリングウォッチ(チャロアイト)
2022年に東京・西荻窪で創設された時計ブランド、ザ・ニシオギによる天然石文字盤の一作。
天然鉱物を厚さ約0.4mmにスライスし、文字盤として加工。割れやすく加工難度の高い鉱石を実用時計の部品として採用するため、切削精度や接着技術を高める製造工程を採用している。
本モデルは紫色の地に白色の石英が混ざる模様が特徴のロシア・シベリア産のチャロアイトと呼ばれる鉱石を使用。反射光の角度によって異なる見え方を示す特性を持ち、天然石固有の構造が活かされている。
【問い合わせ先】
ミスズ
TEL.03-3247-5585
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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