marnaut_Top

小スライド 日本未上陸ブランド

まるで“ウニ”みたい【300m防水確保、プロ仕様“機械式”ダイバーズウオッチ】クロアチアの未上陸ブランド“Marnaut(マルノー)”に注目

Marnaut(マルノー)は、スイスの精密さとクロアチアの海洋文化を融合させた個性的なダイバーズウォッチを手がける、日本ではまだ広く知られていないクロアチア発の独立系マイクロウオッチブランドだ。

Marnaut_BRAND01

ブランド名の“Marnaut(マルノー)”は、“海”を意味するラテン語のマーレ(Mare)と、ギリシャ語で“探検家”を語源とするナウト(Naut)を組み合わせた造語となっている。

【画像5枚】特殊な“ウニ文字盤”で2種、“マルノー”の本格ダイバーズウオッチを見比べる


アドリア海に面したクロアチアの美しい海岸線からデザインインスピレーションを得ており、同社の時計は世界唯一とされるウニをモチーフにした文字盤デザインを特徴とする。

Marnaut_concept

この象徴的な意匠は、創業者のマリオ・ユートリックが少年時代、ブラチ島でアドリア海に潜っていた夏の日々に由来している。

彼は当時、海底に転がるウニの殻が織りなす完璧な幾何学的対称性に魅了されたという。この自然が生み出す模様こそが、ブランドを象徴する文字盤デザインの原点となった。

マルノーのダイバーズウオッチには、文字盤中央から放射状に広がる精密に配置された夜光インデックスが備わっており、ウニの外殻に見られる有機的な対称性を模している。

創業者のユートリックがマルノーを設立したのは2018年のことだが、デザイナーである彼は、早くも2014年には初の時計製作の構想を開始していた。

1960年代から70年代のヴィンテージダイバーズウォッチの熱狂的なコレクターであるユートリックは、若い頃に日本に住んでいたことから、ヴィンテージのセイコーウオッチに強い愛着を抱いている。

彼が特に大切にしているモデルには、1964年に東京オリンピックを記念して発売されたセイコーのワールドタイム(6217-7000)、セカンドダイバー(6105-8110)、セイコーマチックのシルバーウェーブ・スターバーストエディション(J12082)などが挙げられる。

Marnaut_brand

ヴィンテージダイバーズのコレクションを通じて既存デザインに対する深い見識と基礎を培った彼は、自立した独創的な時計を作りたい、そして時計の“心臓部であり魂”である文字盤をオリジナリティ溢れるものにしたいと考えたのだった。

アンティークのダイバーズウォッチをコレクションしていることにより、ケースや針など、ディテールのデザインに往年のダイバーズウオッチからの影響が感じられるマルノーの時計だが、文字盤はかなり個性的だ。

すべてのモデルがクロアチアでデザインされ、スイス製自動巻きムーヴメントを搭載し、ドイツで製造されている。


Dark-Surge-300_image

■SS(41mm径)。300m防水。自動巻き(セリタ SW200-1)。1099ユーロ(約20万4000円)

Marnaut(マルノー)
ダークサージ 300 Gen 2

ダークサージ 300(Dark Surge 300 Gen 2)は、あらゆるシーンに対応する汎用性を備えた、300m防水の実用的なダイバーズウォッチだ。

文字盤には光の反射を抑え、明るい場所での視認性を高めるマットエナメルを採用。

中心から放散する計47個の夜光インデックスを備えており、このデザインはウニの外骨格からインスピレーションを得たものだ。インデックスと針にはスーパールミノバC3が塗布されており、暗闇でも優れた視認性が確保されている。

左右対称の立体的なインデックスは、マルノーのルーツと核となるデザイン哲学へのオマージュであり、ブランドの代名詞として異彩を放っている。

クロアチアで設計、ドイツで製造されており、信頼性と堅牢性を兼ね備えたセリタ社製自動巻きキャリバー、SW200を搭載。ステンレススチール製逆回転防止ベゼルを装備し、ドーム型サファイアクリスタル風防、ネジ込み式リューズにより、300m防水を確保している。

【画像5枚】ブルーの“ウニ文字盤”を拡大、“シースケープ200”を別アングルから見る


Seascape-200

■SS(40mm径)。200m防水。自動巻き(セリタ SW200-1)。選択モデルにより価格が異なるが、999ユーロ〜1099ユーロ(約18万6000円〜20万4000円)

Marnaut(マルノー)
シースケープ200

次に紹介するシースケープ200(The Seascape 200)は、マルノーを象徴するウニモチーフの文字盤を備えた、堅牢かつ信頼性の高いスーパーコンプレッサースタイルのダイバーズウオッチである。

中心から放射状に広がる夜光インデックスを備えた文字盤に加え、象徴的なツインクラウン仕様のスーパーコンプレッサー構造は1960年代にそのルーツをもつ。

上部のリューズでインナーベゼルを回転させ、下部のリューズで時刻を調整する仕組みが特徴で、フォルムと機能性を見事に両立させている。

ケースはステンレススチール製で、直径40mm、厚さ14.2mm。耐傷性に優れたドーム型サファイアクリスタル風防と、ダブルOリング仕様のネジ込み式リューズを備え、200m防水を確保している。

ムーブメントはセリタ社製自動巻きキャリバー、SW200-1を搭載。ダイアルカラー4色展開で、選択モデルにより価格が異なるが、2026年9月現在の販売価格は999ユーロから1099ユーロ(約18万6000円から20万4000円)である。

 

》Marnaut(マルノー)
公式サイト
https://www.marnaut.com


文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

https://www.instagram.com/spherebranding/

 

【そのほかのニュースもチェック!】

■カシオ“G-SHOCK”新作【最上位モデル“MR-G”30周年記念限定モデル】格子状の立体文字盤×プラチナ箔採用

■えっ、ロレックスが新作発表。約77年前の名作にカレンダージャンプ機構とは驚いた!|菊地吉正の【ロレックス通信 No.316】

■【スヌーピーコラボウオッチに再注目】“PEANUTS(ピーナッツ)”と時計ブランドとのコラボレーションモデル続々!

次のページへ >

-小スライド, 日本未上陸ブランド
-,

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com