スイスの名門時計ブランド“ロンジン”から、GMT機能を搭載したパイロットウオッチコレクション“ロンジン スピリット Zulu Time”の新作が発表された。
ロンジンが製作した初のデュアルタイムゾーン腕時計の100周年記念モデルとなる“ロンジン スピリット Zulu Time 1925”（39mm径のみ）のほか、“ロンジン スピリット Zulu Time”が、39mmと42mmの2サイズで4機種、合計5モデルがラインナップされている。
■Ref.L3.803.5.53.6。SS（39mm径）。10気圧防水。自動巻き（Cal.L844.4）。72時間パワーリザーブ。62万4800円
LONGINES（ロンジン）
ロンジン スピリット Zulu Time 1925
ロンジンは1908年、オスマン帝国から発注されてトルコ時間と西洋時間を同時に読み取れる世界初のデュアルタイムゾーンを備えた、懐中時計“ターキッシュ・ウォッチ”を製造。25年にロンジン初のデュアルタイムゾーンを搭載した腕時計“Zulu Time”を発表した。そのヘリテージを受け継ぎ、2022年に復刻モデル“ロンジン スピリット Zulu Time”を発表。以降、独自のデザインとGMT機能を持ったコレクションとして展開している。
“ロンジン スピリット Zulu Time 1925”は、オリジナルモデルの“Zulu Time”発表から100周年を祝った記念モデルだ。印象的な18Kローズゴールド製ベゼルは、350年前にグリニッジ王立天文台の地面に埋め込まれた、“本初子午線を示す銅製の帯”へのオマージュとなっている。
【画像】39mmと42mmで5種、“ロンジン スピリット Zulu Time”を見比べる
39mmのステンレススチールケースを採用した記念モデルは、18Kローズゴールド製キャップのインサートを施した双方向回転ベゼルが装備されている。インサート部分には第3時間帯を把握できる24時間目盛りを備え、同コレクション初となるサーキュラー仕上げが施された。丹念にエングレービングを施した数字、インデックスが表情に洗練さと奥行きを与えている。
マットブラックカラーの文字盤には、コントラストのあるローズゴールドカラーの針（時分秒針とGMT針）と、アラビア数字のアプライドインデックスを配している。針とインデックスにはスーパールミノバが塗布され、あらゆる条件下での良好な視認性を確保している。
文字盤の6時位置には5つの星が配され、その下に日付表示と100周年を祝う“1925-2025”の文字が黒のトーンで刻まれている。
ムーヴメントには本初子午線が中心を通る平面天球図のエングレービングを特別に施したローズゴールドカラーのローターが設置されており、シースルーバックから鑑賞が可能だ。
ステンレススチールブレスレットと、ピンバックル付きブラックカラーのNATOベルトが付属。100周年仕様のボックスに収められており、この時計が特別なタイムピースであることを証明している。
LONGINES（ロンジン）
ロンジン スピリット Zulu Time
“ロンジン スピリット Zulu Time”は、写真のブラックセラミックベゼル仕様とブルーセラミックベゼル仕様の２色でバリエーションを展開。39mmと42mmの二つのサイズで、それぞれ新作が追加された。
39mm、42mmともにムーヴメントは自社製GMT自動巻きキャリバー“L844.4”を搭載。耐磁性のあるシリコン製ヒゲゼンマイを装備して約72 時間のパワーリザーブを確保し、COSC（スイスクロノメーター）認定の高精度を備える。
なお、2025年5月24日よりロンジン 阪急うめだ本店、5月28日よりロンジン直営店および正規販売先行店舗、6月14日より全国の正規販売店で発売を開始。同モデルの広告キャンペーンには、ロンジンのアンバサダーである俳優ヘンリー・カヴィルが採用されている。
【画像】全5種、“ロンジン スピリット Zulu Time”を別アングルで見る
【問い合わせ先】
ロンジン
TEL.03-6254-7350
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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