ライカカメラ社が手掛ける本格機械式時計。フラッグシップシリーズである“ZM1”と“ZM2”から、新作となる“ライカZM 1 Urban Green”と“ライカZM 2 Urban Green”が登場した。
新作の特徴は、外周に向かってグリーンからブラックへと移ろう“フュメ・ノワール”カラーの文字盤だ。繊細で奥行きのあるグラデーションが、洗練された美しさを演出している。

■SS(41mm径)。5気圧防水。手巻き(自社製Cal.LH-01)。165万円(ベルト別売り)
leica(ライカ)
ライカZM 1 Urban Green
ライカの伝統的なクラフツマンシップと、時計製造の最先端技術が融合した“ライカWatch”は、フォルムと機能の両面で、自然が持つエレガンスを追求している。
新作も、本質を見極めるという哲学の体現と、細部に宿る美を追求するという精神を継承。独自のカラーリングは、機能美の原点であり、インスピレーションの源となる自然から着想を得ている。
【画像】型違いで2種、ライカ新作モデル“ライカZM 1”と“ライカZM 2”をもっと見る
高強度アルミニウム製の文字盤は、縦方向のサテン仕上げが施されており、“フュメ・ノワール”の趣きと相まって、大地に根差した静けさを感じさせる佇まいとなっている。文字盤にはロジウムメッキ仕上げをしたダイヤモンドカットのインデックスと針(時針、分針)を配した。
“ライカZM 1”、“ライカZM 2”ともに、リューズはライカカメラのシャッターボタンから発想された、特許取得のプッシュボタン式リューズを採用。軽く押すだけでムーブメントを停止し、秒針をゼロ位置にリセット。時間設定を直感的に行えるという、時計業界における革新的な仕組みを実現している。
また、パワーリザーブインジケーターも印象的だ。徐々に縮まる2枚のプレードで構成されており、露光時間に応じて開閉するカメラのシャッターを彷彿させる。
心臓部にはそれぞれ自社開発・製造した“Cal.LH-01(ライカZM 1)”“Cal.LH-02(ライカZM 2)”を搭載。シースルーバックでムーヴメントの動作を鑑賞することが可能。“ライカZM 2”のみ、GMT機能とそれに同期したデイ&ナイトインジケーターが搭載されている。
ベルトは、グリーンのコントラストステッチが入ったブラックカーフレザーベルト、同じくグリーンのコントラストステッチが入ったブラックアリゲーターレザーベルト、ミラネーゼブレスレットから選ぶことができる。
ステンレスのミラネーゼブレスレットは、手作業で全面にサテン加工が施され、重厚でありながら滑らかな質感に。“Leica”のオリジナルロゴが刻まれており、繊細なメッシュは手首に心地よくフィットして着用感も良好だ。
なおいずれも、ライカストア、ライカオンラインストアにて販売されている。
【画像】ライカ新作、“ライカZM 1”だけでなく“ライカZM 2”も見る
【問い合わせ先】
ライカカメラ公式サイト
https://leica-camera.com/ja
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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