型違いで3機種【“ロイヤルオーク”と“ロイヤルオークオフショア”新作】ジュウ渓谷の夜空から想を得た色彩に注目

2025年6月22日

スイスの高級時計ブランド“オーデマピゲ”の“ロイヤルオーク”コレクションと“ロイヤルオークオフショア”コレクションから、新作が発売された。

コレクションに新たに加わるのは、1972年に誕生した初代“ロイヤルオーク 5402”の文字盤のカラー“ナイトブルークラウド 50”にインスパイアされた、新色セラミックを採用した3モデルとなる。

初代モデルの “ナイトブルークラウド 50”カラーは、ジェラルド・ジェンタがジュウ渓谷の澄んだ夜空から着想を得て考案され、ジュネーブの文字盤メーカーであるスターン社が開発したとされる。

ガルバニック加工の過程で、“クラウド”と呼ばれる特徴的な雲のような模様が生まれることから、この名称がつけられた。複雑な製造工程を必要とする上、初代“ロイヤルオーク”の時計同様にコレクターからの人気が高く、同ブランドを象徴する色彩となっている。

■Ref. 26238CD.OO.1300CD.01。CE、TI（42mm径）。10気圧防水。自動巻き（Cal.4404）。価格要問合せ

AUDEMARS PIGUET（オーデマピゲ）
ロイヤルオークオフショアクロノグラフ 42mm

“ロイヤルオークオフショア”から登場した新作のひとつ、“ロイヤルオークオフショアクロノグラフ”。インナーベゼルとメガタペストリーの模様を施した文字盤、クロノグラフカウンターに“ナイトブルークラウド 50”カラーのセラミックをあしらった、統一感のあるデザインとなっている。

ブレスレットにも新セラミックが採用され、ベゼルに配されたステンレススチールの８個のビスと、チタンのリューズトップとケースバックが、全体の印象を引き締めており、洗練された新色ががより楽しめるモデルとなった。

■Ref. 26420SO.OO.A029VE.01。CE、SS（43mm径）。10気圧防水。自動巻き（Cal.4401）。616万円

AUDEMARS PIGUET（オーデマピゲ）
ロイヤルオークオフショアクロノグラフ 43mm

もうひとつの“ロイヤルオークオフショアクロノグラフ”の新作は、“ナイトブルー、クラウド 50”セラミックのベゼル、プッシュボタン、リューズにステンレススチールケースを組み合わせたツートーンで構成している。色彩のコントラストで新色の魅力と力強さを、より感じさせるデザインとなっている。

“ナイトブルークラウド 50”のメガタペストリー模様の文字盤が時計のアイコニックなシルエットと、シルバーカラーの針（三針）とインデックスを引き立たせている。セラミックの色合いと相性の良いテキスタイル調のカーフレザーベルのほか、スポーティな個性を引き出すブルーラバーベルトが付属している。

■Ref.15416CD.OO.1225CD.01。CE（41mm径）。5気圧防水。自動巻き（Cal.3132)。価格要問合せ

AUDEMARS PIGUET（オーデマピゲ）
ロイヤルオークダブルバランスホイールオープンワーク 41mm

ロイヤルオークの新作である41mmの“ロイヤルオークダブルバランスホイールオープンワーク”は、時計全体に“ナイトブルー、クラウド 50”カラーのセラミックを採用している。

深みのあるブルーが、サファイアクリスタルの文字盤の下に配置されたロジウムトーンのオープンワークムーブメントの造形と、ピンクゴールドの針（三針）やインデックスなどのディテールをより印象的に見せる仕上がりとなっている。

高い硬度を持つセラミックは加工が難しいことから、本作に採用された新カラーは、複雑な色合いの再現性を確保するために数年間の開発期間を要した。オーデマピゲの最先端技術により、PVD加工を駆使して均一な色味を持たせている。

深いブルーのカラーセラミックには、表面にポリッシュ仕上げとサテン仕上げを交互に施すことで、奥行きのある色彩を生み出し、“ロイヤルオーク”と“ロイヤルオークオフショア”のケースが備える立体的な構造が引き立たせている。

【問い合わせ先】
オーデマピゲジャパン
TEL.03-6830-0000

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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型違いで3機種【“ロイヤル オーク”と“ロイヤル オーク オフショア”新作】ジュウ渓谷の夜空から想を得た色彩に注目