HANHART 417 ES Heritage Flyback

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オリジナルと同じ“小ぶりな39mm”【50年代“ドイツ軍採用時計”復刻クロノグラフ】老舗ブランド“ハンハルト”クロノグラフ新作

ドイツ連邦軍に時計を供給した歴史をもつ老舗時計ブランド“ハンハルト”は、新作“417ESヘリテージ・フライバック”をリリースした。

特筆すべきは、“ハンハルト”のシグネチャーコレクション“417ES”のアイコニックなブラック文字盤に、赤いプッシャーと、コラムホイール式フライバックムーヴメントを搭載している点だ。

愛好家から数多く寄せられていた要望だったという、これらの要素を取り入れて製作された同モデルは、1950年代の伝説的パイロットウオッチ“417 ES”をより忠実に再現した復刻モデルとなっている。


HANHART 417 ES Heritage Flyback

■Ref.H701.212-7010。SS(39㎜経)。10気圧防水。手巻き(Cal.AMT5100 M)。69万3000円

HANHART(ハンハルト)
417ES ヘリテージ フライバック

1950年代、“ハンハルト”はドイツ連邦軍のために堅牢で、信頼性が高く、極限の状況下でもパイロットの命を預かるにふさわしい、クロノグラフ“417 ES”を開発。

現在は、機能美を突き詰めたドイツの質実剛健なものづくりの精神を象徴する軍用時計として、コレクター垂涎の一本となっている。

新しい復刻モデルのサイズは、オリジナルと同じ39mm径。オリジナルモデルを踏襲したプロポーションが、腕元に確かな存在感をもたらす。

オリジナルモデルも備えていた特徴的な4時位置の赤いプッシャーは、ナビゲーションなどに時計を使用する際、パイロットが誤って停止時間をリセットするのを防ぐために設計された。

 

【画像8枚】50年代の軍用時計を復刻、“417ES ヘリテージ フライバック”をもっと見る


プッシャーには、極細セラミックと最新3D架橋ポリマーを組み合わせた、高品質なハイブリッドセラミック、ハイセラムを使用している。

さらに、同じくオリジナルモデルにも搭載されており、“ハンハルト”のDNAとして息づく実用的な複雑機構、フライバック機能はリセットボタンを1回押すだけで、ストップウオッチ機構を停止させることなく、新しい時間の測定を即座にスタートさせることが可能だ。

文字盤の3時位置に30分積算計、9時位置にスモールセコンドを横並びに配した、クラシカルなレイアウト。アラビア数字のインデックスのフォントや、ブランドロゴのレタリングなど、文字盤にある要素は、歴史的なモデルから引用している。インデックスと三針にはスーパールミノバを塗布し、暗闇での時間の判読性を確保している。

その他のディテールへのこだわりも行き届いており、“ハンハルト”のシグネチャー的な、12時位置に赤いポジションマーカーを配したフルーテッドベゼルは、両方向に連続で回転させることが可能。

サテン仕上げのラグからケースへと向かう面には、ポリッシュ仕上げでシャープに面取りを施し、洗練された印象を与えている。

セリタ社がハイエンドなカスタムムーヴメントを製造する“マニュファクチュールAMT部門”が手掛けた、手巻き“Cal.AMT5100 M”を搭載。フライバック機能のほか、ハック機能、クラシカルなコラムホイール、毎時2万8800振動、約58時間のパワーリザーブを備えている。

耐磁性ケースを採用しているため、裏ブタは手首への座りがいいソリッドバックとなっている。日常的な着用にはもちろん、厳しい条件下での使用にも耐える堅牢性、正確性といった作りも踏襲されている点も嬉しい。

象徴的な赤いプッシャーなど歴史的な名作のデザインと、現代的な技術が融合したタイムピース。価格は69万3000円となる。

 

【画像】50年代の軍用時計を復刻、“417ES ヘリテージ フライバック”を別アングルで見る

 

【問い合わせ先】
株式会社ムラキ 時計部
TEL.03-3273-0321

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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