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【小ぶり38mmのパンダ顔が大人気】最新作はSEIKOメカクォーツ搭載。70年代のレーシングクロノを4万円台で再現!

約1年ぶりとなる「アウトライン」の新コレクション、2レジスタークロノ・シリーズIVが時計セレクトショップ“チックタック”と“オンタイム”、そして“ムーヴ”の各店舗で販売を開始した。

一般販売に先駆けて実施したクラウドファンディング「ウオッチメーカーズ」では早割はもちろん2本セット売りも完売が続出するなどおかげさまでたくさんのお申し込みをいただいた。なかでも本来主流となる黒文字盤ではなくアイボリー文字盤に黒のインダイアルの通称パンダ文字盤(写真)が人気だったことに驚かされた。

1970年代に人気を博したレーシングクロノグラフに着想を得て開発したこのシリーズIVは、開発に1年半かけて細部にこだわって完成させた力作である。モータースポーツが全盛だった当時らしい立体的で主張の強いデザインがしっかりと表現できたと思う。

そして何よりもこだわったのは、70年代を印象付けるヴィンテージ感はもちろん、42mm径だった当時よりもダウンサイズして程よい38mm径ケースにアレンジしつつもその雰囲気を崩さないようにした点。そのため着けやすく様々なファッションにも合わせやすくしている。

ラインナップは、ここに取り上げたホワイトベース×ブラックのパンダ文字盤(Ref.YK20255-1WH)、ブラックベース×ホワイトの逆パンダ文字盤(Ref.YK20255-2BK)、そしてオールブラック文字盤(Ref.YK20255-3BK)の3種類展開となる。

なお、このパンダ文字盤は各店共通だが、逆パンダ文字盤はチックタック、オールブラック文字盤はオンタイムとムーヴ、それぞれのショップ限定販売となるためご注意を。

搭載するムーヴメントはセイコー製のメカクォーツクロノグラフ。一般的なクォーツのクロノグラフ秒針は1秒ごとに針が動くステップ運針だが、これは滑らかなスイープ運針するため機械式クロノグラフのような動きと操作感が楽しめる(動画参照)。定価4万6200円。ぜひ実機でその魅力を確かめていただきたい。

【2レジスタークロノ・シリーズIV】
写真左からRef.YK20255-3BK(ブラック)。Ref.YK20255-1WH(パンダ)、Ref.YK20255-2BK(逆パンダ)。SS(38mm径)。5気圧防水。メカクォーツ(VK64)。各4万6200円

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商品の詳細および取扱店舗一覧は「公式サイト」
https://outlinewatches.tokyo

公式オンラインSHOPでも販売中
https://shop.powerwatch.jp/webshop/

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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