日本を代表する時計メーカー“セイコー”と“TiCTAC(チックタック)”のコラボレーションで展開される人気シリーズから、新作モデルが登場。
シルバーグレー(SZSB035)と、ブリティッシュグリーン(SZSB036)、二つモデルがラインナップされ、全国のチックタック系列店並びに公式オンラインストアで発売が開始されている。

■Ref. SZSB035(シルバーグレー) 。SS(40mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。自動巻(Cal.4R35)。5万5000円(チックタック公式オンラインストア限定販売)
SEIKO×TiCTAC(セイコー×チックタック)
セイコー×チックタックコラボレーション モデル(シルバーグレー)
メカニカルモデルの伝統的な形状を踏襲しつつ、チックタックが独自のアレンジを加えた人気コラボモデル。2019年に登場した第1弾は、チックタックにおいて“3年連続売り上げナンバー1”という大ヒットを記録した。
今回、リリースされた新作はブレスレット仕様で、写真のシルバーグレー文字盤(チックタック公式オンラインストア限定仕様)とブリティッシュグリーン、二つのモデルがラインナップされている。
【画像】シルバーグレーとブリティッシュグリーンの2種、“セイコー×TiCTAC”コラボ新作モデルを見比べる
まず、注目したいのが文字盤だ。これまで、メタルブレスレットモデルは夜光インデックスを採用したミリタリーテイストのデザインだったが、本作では植字されたアプライドのインデックスと“SEIKO”のブランドロゴが配置された。
写真の“シルバーグレー”文字盤は、サンレイ仕上げの文字盤とインデックスがワントーンのため、ビジネスからカジュアルまで、スタイリングを選ばずに着けられる汎用性の高いデザインが魅力的だ。
インデックスは、バーインインデックスとアラビアの混合だが、バーインデックスのみ表面を“虹挽き”で仕上げた。“虹挽き”はグランドセイコーなどにも採用されている筋目処理で、微細な溝を刻むことで光の回折・干渉を起こし、虹色の輝きを生み出す。
まず、見た目が魅力的なのだが、輝きによって針やインデックスが引き立ち、結果的に視認性を高める効果を発揮している。
もうひとつの“ブリティッシュグリーン”文字盤は、クラシックカーを思わせるような、光沢を備えた文字盤が特徴だ。

■Ref. SZSB036(ブリティッシュグリーン)。SS(40mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。自動巻(Cal.4R35)。5万5000円
SEIKO×TiCTAC(セイコー×チックタック)
セイコー×チックタックコラボレーション モデル(ブリティッシュグリーン)
ブランドロゴ、インデックスなどはシルバーグレーと同じ仕様だが、滑らかな文字盤、ソリッドなインデックスと、質感の違いがコントラストを生み出す。クラシックでありつつモダンでメリハリの利いたデザインとなっている。
グリーンと相性の良いゴールド色の秒針を採用したことで、上品な洒落感を演出しているのもこだわりのポイントだろう。深みのあるブリティッシュグリーンは、ビジネスシーンからカジュアル使いまで、幅広く愛用できる。
いずれもケースはリューズを除いた直径が40mmで、厚さが11mm。40mm以下だとややコンパクトな印象となるが、程よく手首の内側に収まりつつ、存在感を主張してくれる。
ブレスレットはコマを組み合わせた3連のスタンダードな仕様だ。ラグよりも少し内側からブレスレットが稼働するように設定されている点に注目したい。手首とケースの間に隙間が生じにくいため、快適に手首をホールドしてくれる。薄型の設計も装着感を高めている要因だ。
ムーヴメントは、毎時2万1600振動で、最大41時間パワーリザーブを備えたCal.4R35を搭載。中位機械ということもあり、装飾は簡易的な印象だが、機械式時計ならではのメカニカルな造形を楽しめる。ガラス内面に印刷された“TiCTAC LIMITED EDITION”の文字も特別感を高めるポイントだ。
【画像】限定グレーとグリーンの2機種、セイコー×TiCTACコラボモデルを別アングルから見る
【問い合わせ先】
東京:チックタック池袋パルコ店(本館4階)
TEL.03-5391-8376
文◎Watch LIFE NEWS編集部
【そのほかのニュースもチェック!】
■セイコー、アンダーンほか【10万円以下〜20万円台まで】価格帯別!“最注目ダイバーズウオッチ”を厳選