スイスの時計メゾンである“BIANCHET(ビアンシェ)”は、デザイン哲学を“円”という普遍的なフォルムの中で表現したフライングトゥールビヨン“ウルトラフィーノ・ロトンド”を発表した。

■Ref. RDUFFTSKCBSB。高密度カーボン(39.5mmサイズ)。10気圧防水。自動巻き(Cal.UR01)。1485万円
BIANCHET(ビアンシェ)
ウルトラフィーノ・ロトンド
“ビアンシェ”はロドルフォ&エマニュエル・フェスタ・ビアンシェが2017年に創業したスイスの独立系時計ブランドだ。最も高度な複雑時計のひとつであるトゥールビヨンに特化したコレクションを展開しており、黄金比1.618とフィボナッチ数列を巧みに取り入れた構造設計をベースに、均衡美と高性能を両立した時計を生み出している。
新作の“ウルトラフィーノ”はその名前が意味するように超薄型で、自動巻きキャリバーによって駆動し、5000Gの衝撃に耐える他に類を見ないトゥールビヨンウォッチだ。
円を描くケース、静かに回転するトゥールビヨン、手作業で面取り仕上げを施したブリッジを通して、洗練と性能がひとつの哲学のもとに両立することを示している。
【画像8枚】自社製フライングトゥールビヨンを拡大、“ウルトラフィーノ・ロトンド”を別アングルから見る
“ウルトラフィーノ・ロトンド”のラウンドケースは、フォルムがすべてを導き機能がそれに応えるという哲学を、対称的な円形がもたらす均整美によって新たに表現している。

ベゼルからはあえてスクリューや装飾を除外し、ケース周りの視覚的なノイズを排除することで、主役であるオープンワーク仕様のトゥールビヨンやムーヴメントの動きを際立たせた。
ベゼル下にあしらわれたラバーシームは創業時から採用されている同メゾンの象徴的なデザインであり、ラバーベルトやカーボンモデルの針にも反映されている。
流れるような曲線と、ケースやブレスレットに刻まれた彫刻的なファセットの組み合わせによって、光と奥行きを備えた調和の取れた構成が完成しているのも特徴だ。
ケース、ムーヴメント、ブリッジ、ローターに至るまで、すべての設計構造の根幹には黄金比(1.618)が用いられており、自然で直感的な均衡美をもたらす。

サファイアクリスタルを通して鑑賞できるオープンワークのトゥールビヨンムーヴメントは、視線が自然と機構全体に向かうよう設計されており、奥行きと力強さ、軽やかさを表現している。
本モデルは強い個性を放つタイムピースであると同時に、優れた実用性と堅牢性を誇る。わずか8.9mmという薄型ケースでありながら10気圧(100m)防水を実現しており、薄型自動巻きトゥールビヨンとしての技術的成果を示している。
さらに、最大5,000Gの衝撃に耐える耐衝撃性を備えており、テニスやゴルフなどのアクティブなシーンにも対応する。重量は、一体型ブレスレットを備えた状態でカーボンモデルが48g、チタンモデルが75gと非常に軽量だ。
素材はグレード5チタンと高密度カーボンの2種類で、チタンモデルは軽快な装着感と技術的な洗練を表現し、カーボンモデルは現代的な高性能の美学を体現している。
心臓部に搭載されているのが、厚さわずか3.85mm、重量8g未満(ローターを除く)という極薄・軽量設計でありながら、225個の部品と29石から構成されている自社製キャリバーUR01だ。
上部ブリッジを持たないチタン製フライングトゥールビヨンは60秒で1回転し、吊り下げ式香箱は限られたスペースを活用して60時間のパワーリザーブを実現。
18Kローズゴールド製ローターはフライングトゥールビヨンと連結し、効率的な巻き上げ性能とメカニズムの奥行きをもたらす。特別設計の巻き上げ・時刻調整機構によって操作時の感触やエネルギー伝達効率が向上しているほか、テンプとムーヴメント構造を保護する専用の耐衝撃システムが採用されている。
すべてのムーヴメントはラ・ショー=ド=フォンにあるビアンシェのアトリエで熟練職人の手作業によって仕上げられており、手作業によるブリッジの面取りだけでも30時間以上が費やされる。
取扱いの難しいグレード5チタンにおいて職人の手で丁寧にアングルージュを施し、光を放つまで磨き上げる作業は高度な仕上げ技術の証である。
【画像8枚】高密度カーボンケースを拡大、“ウルトラフィーノ・ロトンド”を別アングルで見る
【問い合わせ先】
スイスプライムブランズ
TEL.03-6226-4650
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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