【日常使いに最適なスカーゲンの新作】最新スマートウオッチと機械式スケルトン、どちらを選ぶ!?

 北欧モダンデザインを象徴するブランドとして高い人気を誇るスカーゲン。今期発売された新作から、特に注目度の高い三つのコレクションをクローズアップ。

》デザインと機能を両立した三つの新作コレクション

 洗練されたミニマルなデザインをベースに多彩なモデルを展開し、北欧モダンデザインを象徴するブランドとして高い人気を誇るスカーゲン。今期は三つのコレクションから新作をリリースしているが、特に注目したいのが、スマートウオッチの新作ヨーン ハイブリッドHRだ。

 一般的にガジェット感が強いタッチスクリーン式が主流となっているスマートウオッチだが、このモデルは針を使用したアナログ時計をベースにしつつ、電子ペーパー文字盤でスマートウオッチの機能を表示するハイブリッド仕様であることが最大の特徴。ソリッド感のあるステンレススチールケースとアナログ文字盤の組み合わせにより、スマートウオッチでありつつ、時計好きでも違和感なく着けられるデザインを実現している。

 時計らしいスタイルをキープしながら、いかにしてスマートウオッチらしい通知機能を盛り込むか。これを突き詰めて登場したのが、針で時間を表示するアナログ腕時計にデジタルディスプレイをドッキングさせたハイブリッドモデルだ。アナログの時計針はスマートフォンの時刻と同期し、通常はデジタル時計文字盤と連動して時間を表示している。

 ショートカットで使用したい機能は専用アプリから入れ替えが可能。2・3・4時位置のプッシュボタンをショートカットとして、自分が使いたい機能に割り当てられるので操作も簡単だ。 今回はスマートフォンと連携した通知機能や日常での運動力の計測などを使ってみた。


 機能に関しては専用アプリをスマートフォンにダウンロードすることで、電話やメール、SNSの通知受信や、アクティビティー計測、音楽再生などの機能を使用でき、2・3・4時位置にある三つのプッシュボタンをショートカットとして自分が使いたい機能に割り当てることが可能。アナログ時計と変わらないデザインで、自分に必要なスマートウオッチの機能をシンプルに使いたいという人に、ぜひおすすめしたいモデルである。


SKAGEN(スカーゲン)
ヨーン ハイブリッド HR

 一見、ミニマルデザインのアナログクロノグラフにも見えるヨーン ハイブリッドHRだが、アワーインデックスをレイアウトした外周リングの中心に、電子ペーパーのスクリーンを備えているのが特徴。通知、タイマー、天気、心拍計測(ワークアウトモードやウェルネスダッシュボードなどで活動ログ計測)などから三つの機能を選択して、好みに合わせてサブダイアルで表示することができる。アナログ時計のデザインとスマートウオッチの機能、二つの魅力を違和感なく融合した時計好きにもおすすめのモデルだ。

■Ref.SKT3000。SS(42mm径)。3気圧防水。充電式。3万800円


 ラバーとレザーを組み合せることで耐水性を高めたストラップ。工具無しで取り外しできるピンレバー式なのもポイントだ。


 ステンレススチールのソリッドなケースに三つのプッシュボタンを備えたデザインも特徴のひとつ。ガジェット感の強いデザインが主流のスマートウオッチだが、このデザインならばアナログ時計と同じ感覚で着けることができる。


SKAGEN(スカーゲン)
ホルスト クロノグラフ
 グラデーションカラーを採用した文字盤がシンプルなデザインを引き立てるホルストの新作。肌なじみのよいメッシュブレスのほか、レザーストラップのモデルもラインナップされており、好みに合わせてセレクトできるのも嬉しいポイントだ。

■(左)Ref.SKW6734。2万3100円。 (右)Ref.SKW 6732。1万9800円。共にSS(42mm径)。3気圧防水。クォーツ。


SKAGEN(スカーゲン)
ホルスト オートマティック
 ベゼルをなくすことで、ミニマルで洗練されたフォルムに仕上げたケースが特徴のホルストをベースに、スカーゲンでは珍しいスケルトンデザインを採用した新作。文字盤中央を大胆にカットアウトすることでメカニカルな機能美を際立たせたスケルトンモデルのほか、機械式ムーヴメントの心臓部であるテンプをクローズアップしたハートビートデザインのモデルをラインナップ。規則的に駆動する機械式ムーヴメントの動きを楽しめる。

■Ref.SKW6733。ステンレススチールケース&ブレス。ケース径42mm。3気圧防水。自動巻き。3万1900円


■(左)SKW6711。3万250円。 (右)SKW6710。2万7500円。共にSS(42mm径)。3気圧防水。自動巻き。


【問い合わ先】
フォッシルジャパン
TEL:03-5992-4611
公式サイト: https://www.skagen.com/ja-jp/

 

文◎船平卓馬(編集部)