スマートウォッチ最新研究-【Part-1:スマートウォッチの基礎知識】

いま注目を集めているスマートウオッチだが、読者のなかには“そもそも、スマートウオッチってなんのこと?”なんていう超初心者もいるのではないだろうか。そこで最新動向や最新モデルの解説に入る前に、まずはその魅力がわかるようにスマートウオッチの基礎知識を筆者がわかりやすく解説。これを読めば、スマートウオッチをよく知らない人でも、すぐに最新スマートウオッチの魅力がわかるようになるはずだ!

いまさら聞けない、スマートウオッチの基礎知識

》私が疑問にお答えします!
Q-11
「スマートウオッチの先駆けとなった初期の“ペブル”を自腹で購入するなど、編集部のなかでも、いち早くスマートウオッチに注目していた私、佐藤が基礎知識から最新スマートウオッチについてまで紹介していきます」

まずは、そもそもスマートウオッチとは、どんな時計なのかを改めておさらいしておきたい。
コネクテッドウオッチやウエアラブルデバイスなどとも呼ばれるスマートウオッチ。Apple Watchの登場で、なんとなくカラーディスプレイのデジタルウオッチという印象を持つ人が多いかもしれないが、その認識は十分ではない。呼び方は様々だが、大まかに言ってしまうと、スマートウオッチとは、スマートフォンのような情報機器としての機能を内蔵した腕時計、あるいはスマートフォンとの接続機能を備えた腕時計のことを言う。特に〝スマートフォンとの接続機能を備えた〟というのがポイントで、要は手持ちのスマートフォンと腕時計を連動させることで多彩な機能を発揮してくれる腕時計のことを指している。現在、イヤホンやパソコンのキーボード、マウスなどの様々な機器がBluetoothなどの無線接続で使用することが可能だが、スマートウオッチも基本的にはBluetoothでスマートフォンに接続して使用する。
では、スマートウオッチはどんなことができるのか。製品によって差はあるが、基本の時計機能に加え、最低限の機能としては、例えば、連携した電話着信や電子メール、SNSなどの着信を通知するなど、スマートフォンにあった様々な通知を腕時計側に表示する通知機能を有している。なお、この通知方法はデジタルディスプレイに文字情報で表示するものもあれば、例えば色や音、振動などで通知するものなど様々だ。
読者のなかには〝そんなことならスマートウオッチでなくとも、スマートフォンを取り出して確認すれば済むじゃないか〟という方もいるだろう。実際、これまでスマートウオッチがあまり普及しなかったのは同じように考える人が多かったからだ。しかし、近年はこの最低限の機能に加えて、様々な独自機能を追加したり、あるいは時計としてより使いやすくするなど様々なタイプのスマートウオッチが登場するようになった。
ここからは、いまさら聞けないスマートウオッチの基礎知識を解説。そのあとは最新スマートウオッチの魅力をジャンル別に紹介していこう。

 

》クエッション-其の1
Q-1
設定は簡単で、まずは手持ちのスマートフォンにスマートウオッチメーカーが、App Store(アップル社が運営するiPhone、iPod touch、iPad向けアプリケーションのダウンロードサービス)やGoogle Play ストア(Googleによって提供されるアンドロイド端末向けのアプリケーション、デジタルコンテンツのダウンロードサービス)に公開している専用アプリケーションをダウンロード。
S-2
その後は、専用アプリを開き、基本的にはアプリの設定案内に従って設定すれば使用が可能に。何をスマートウオッチに通知させるか、またはその機能のオンオフなどはスマートフォン側で設定するのが一般的である。なお、画像はApple Watchの場合。

 

》クエッション-其の2
Q-2
スマートフォンとの接続機能を備えていることがスマートウオッチの最低限の条件だが、現在は様々なものが登場している。
まずはスマートフォンからの通知をどのように表現するのかという外見上の分類だが、ひとつはすべてをデジタルディスプレイで表示するタイプ、そしてデジタルディプレイによる文字情報と時間を表示するアナログ針のハイブリッドタイプ、そしてすべてをアナログ針(ないしは音や光による通知を付加)だけで表示するタイプの三つだ。また、動力確保の分類では、外部電源から確保する充電タイプ、そして通常のボタン電池などの非充電タイプがある。
Q-10
また、最新のスマートウオッチは機能が非常に充実。プロユースのレベルのハイスペックを実装する“スポーツ機能重視型”、高まる洗練のデザイン、カスタム需要に対応する“ファッション重視型”時計ならではスタイルと通知機能を同時に実現させた“通知機能重視型”の大きく三つのジャンルに分けられる。

 

》クエッション-其の3
Q-3
S-3
数年前のスマートウオッチでは、時計ケースに充電ケーブルを接続するための穴が開いていたものが多かったこともあり、せいぜい防汗程度、水に触れるなど持ってのほか、というものがほとんどだった。しかし、最新のスマートウオッチの多くはマグネットによる接触充電方式を導入しており、充電の際には専用台に乗せるだけで充電できるようなものが増えた。これによりケースに大きな穴を開ける必要がなくなって防水性が向上。水に触れるのはもちろん、着けたままプールに入れるくらい防水性が高いものが増えている。

 

》クエッション-其の4
Q-4
S-4
確かに数年前のスマートウオッチでは、連続使用などすると半日も持たず、なかには通話機能を使うと数時間で使用できなくなるものがあったのは事実。しかし、最新のスマートウオッチでは技術革新が進み、長時間駆動が可能な高性能な充電バッテリーを採用するものや、電力消費を効率化したり、そもそもの消費力を抑える高性能プロセッサを採用したものが増えている。また、なかには使用できる機能をシンプルにすることで、従来の腕時計と同じくボタン電池を使用して、充電の必要がないものも少なくない。

 

》クエッション-其の5
Q-6
スマートフォンを新しいものに変えた場合、新たに接続し直す必要が生じることはあるが、スマートフォンとスマートウオッチの対応システムとアプリのバージョンが合っていれば、基本的には継続して使うことができる。スマートフォンだけでなく、スマートウオッチ側のシステムとアプリも最新バージョンが公開されれば、よほど古い機種でなければ、アップデートすることですぐに使用できなくなるという心配は少ない。むしろ、最新バージョンで使える機能が増えることが多いので、より便利になることのほうが多い。

 

》クエッション-其の6
Q-8
前のクエッションでも少し解説したが、多くのスマートウオッチは専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、その後はアプリの指示に従いながらセッティングする流れになっているものがほとんど。セッティングが終了すれば、時刻はスマートフォン側と自動で同期するものがほとんどなので、あとは普通の腕時計のように着けるだけで良い。スマートウオッチ側で設定できるものもあるが、たいていの機能はスマートフォン側で設定するので、ちまちまと操作しにくそうという心配はあまり必要ない。

 

》クエッション-其の7
Q-7
“スマートウオッチは便利なのか”というのは最も素朴な疑問だろう。確かに数年前のスマートウオッチのように通知を確認するだけのものなら、スマートフォンで確認すれば良いし、わざわざお気に入りの時計を外してスマートウオッチを着ける必要性は感じない。だが、最新のスマートウオッチは機能が充実し、一度着けると生活が変わるくらい便利なものも。ここでは少ないが、筆者が実際に使ってみた最新スマートウオッチの感想を本音でお届けしよう。

 

》着用モデル-其の1
ストレスない抜群の操作性。健康維持にも活躍してくれる
APPLE(アップル)
Apple Watch Series 4
S-5
44mmの角形で着け心地は少し心配だったが、普通の時計のようなラグがなく腕に沿うためフィット感は高い。よく言われるように時計の重心が低いからか、安定感抜群。着けているのを忘れるほど自然な着け心地だ。
S-6
まず感じたのが、セッテイングのしやすさだ。iPhoneの“Watch”アプリを起動し、Apple Watchの電源を入れるとセッティングの指示が出るのだが、設定方法はカメラでApple Watchのディスプレイ画面を撮影するだけ。なんとこれだけで簡単にiPhoneとApple Watchが同期してすぐ使えるようになる。この圧倒的なユーザビリティーはやはりハードからソフトまで、Appleがすべてを開発したものだからだろうと感じられた。
iPhoneで色々な機能を簡単に設定できる。文字盤に最大八つの機能を表示させることができるインフォグラム文字盤はかなり使い勝手が良い。また、便利なのが、基本アプリのアクティビティーと呼吸アプリ。アクティビティーはムーブ、エクササイズ、スタンドの3項目の達成具合を通知。思わず達成しようという気になってくる。また、呼吸アプリは度々深呼吸を促してくれるので、根を詰めることが多い人には非常にオススメ。

》着用モデル-其の2
普通の時計のように使える。長時間駆動は伊達じゃない!
MYKRONOZ(マイクロノス)
ザ タイム エリート プチ
S-7
大振りなスマートウオッチが多いなか、デジタルディスプレイ仕様でアンダー40mmを実現。普通の時計のように着けられるのが良い。ハイスペックゆえに時計が重たいのは気になるが、ストラップで調整できるだろう。
S-8
ザ タイムを使用してみて、まず驚いたのが充電の持ちの良さ。スペックではスマートウオッチモードで最大3日間とあり、フル充電後に普通に使い始めたのだが、5日間ほどは充電なしで使用できた。時折外したり、基本的に通知確認だけだったので電力消費が抑えられたからかもしれないが、ほかのスマートウオッチと比べたら驚異的だ。また、今回使ってみたのは小振りなモデルだったが、見た目に普通の時計と変わらないのも良い。
設定はスマートフォンにダウンロードしたアプリで行うだけなので設定の煩わしさはない。表示に応じて針が移動するのは素直に感心した。ただ、タッチスクリーンの反応が少し遅いのはやや気になる。

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