世界でたった100本だけ! しかも100万円台前半とコスパに優れるドイツの高機能カレンダーモデルとは!?

 腕時計のデイト表示の有無について読者の皆さんはどう思っているのだろうか、ないとダメ派か、それともどちらでもいい派なのか。なかにはスマホがあるからいらないという人もいるだろう。まさに十人十色である。

 ちなみに筆者は、もちろん時計を選ぶ際にデイト表示を必須条件とはしていないが、ないよりはあったほうがいいと考えている。そのため欲しい時計がデイト表示の有無を選択できるのであれば、これまでも迷わずデイトありを選んでいる。それは、仕事中に「あれ、今日って何日?」と思うことがよくあって、そんなときにとても便利だからだ。

 さて、今回取り上げたヴェンペのツァイトマイスター アニュアルカレンダーは、そんなカレンダー機能を備えた時計のなかでもさらに上の機能を持つ。日付けだけでなく、曜日や月、そして月の満ち欠けを示す月齢表示(ムーンフェイズ)までもが確認できるトリプルカレンダー・ムーンフェイズモデルなのである。

ヴェンペのツァイトマイスター アニュアルカレンダーは、3時位置がデイト表示、12時位置が月表示、9時位置が曜日表示、そして6時位置に月齢表示(ムーンフェイズ)を備える。Ref.WM69 0003。SS(42mm径)。3気圧防水。自動巻き(ETA2892-2ベース)。世界限定100本。税抜き121万円

 しかもスゴイのはそれだけではない。アニュアルカレンダー(年次カレンダーとも呼ぶ)という便利機構も装備している。これは、大の月(31日)、小の月(30日)を自動で判別してくれる優れた機構のことだ。つまり2月以外は月末に日付けを調整する必要がなく、とても便利なうえかなり実用的な仕様になっているからだ。

 実はこの時計、130年以上もの歴史をもつドイツの高級宝飾店ヴェンペが、新たに時計メーカーとして、高級ドイツ時計の聖地とも称されるグラスヒュッテの地に工房を構え、主軸となる二つのコレクション、クロノメーターヴェルケシリーズとツァイトマイスターシリーズの展開を始めてから10年が経ったことを記念して、何とわずか100本だけが販売されたというスペシャルピースなのである。

裏ブタに施されたグラスヒュッテ天文台のレリーフとその周りにつくブランド名は、よくあるエッチングではなく機械によってしっかりとプレスと彫り込みがなされている

 搭載するムーヴメントは、ETA社のCal.2892-2をベースにして、一度すべてを分解したのちドイツクロノメーター規格を満たすクオリティレベルまで各パーツを徹底的にブラッシュアップ。それに複雑機構を得意とするデュボア・デプラ社製のカレンダーモジュールを組み合わせて完成した高性能機だ。

 もちろん特筆すべきは中身だけでない。針やインデックスなど立体的かつ先端までシャープに作られており、高級感あふれる1本に仕上げられている。しかも、これだけの機能が付いて税抜き121万円という価格面も大きな魅力と言えるだろう。

 しかも、輸入元のシェルマンでは世界で100本しか生産されていないこの希少なスペシャルピースが、いまならまだ購入可能とのこと。ビジネスシーンにおいてワンランク上の機種をお望みなら、このアニュアルカレンダーという選択も一考の価値は十分あるのではないだろうか。

文◎菊地吉正(編集部)/問い合わせ先、シェルマン TEL.03-5568-1234

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