【USN BUSHIPS】アメリカ海軍特殊部隊で使用された伝説的ダイバーズウオッチを忠実に再現!

特殊潜水部隊に支給されたアイコニックな軍用時計

 

 軍用時計に求められるのは任務遂行のための、道具としての機能性のみ。そこには華美な装飾は一切なく、まさに質実剛健であるが、無個性かと言われると決してそんなことはない。

 機能追求の末に生まれる純粋なデザインは合理的かつモダンであり、きわめてアイコニックなスタイルも生み出した。そのひとつが“USN BUSHIPS”。ブシップウオッチだ。
チェーン付きの巨大なリューズキャップが水筒(=Canteen)を彷彿とさせることから“キャンティーンダイバー”とも呼ばれる。“USN”とはアメリカ海軍“BUSHIPS”はアメリカ海軍船舶局を意味している。

 この時計は1943年に編成されたアメリカ海軍特殊潜水部隊で、現ネイビーシールズの前身となる水中爆破部隊“UDT(=Underwater Demolition Team)”で使用されたモデル。当時はまだ本格的なダイバーズウオッチなどなかった時代だが、リューズキャップをしっかり閉めた状態なら300フィート、約90mの防水性を誇ったと言われる。

 そんなブシップウオッチの特徴を、出来うる限りオリジナルに忠実に再現したのが、現在、モントルロロイが大手クラウドファンディングサイト“Makuake(マクアケ)”で実施中のブシップウオッチ復刻プロジェクトだ。プロジェクト公開後、すぐさま目標金額を達成。現在も着々と支持を広げており、5月4日現在、108人のサポーターと248万9900円の資金を集めている。

 なお、モントルロロイの復刻プロジェクトは5月29日まで実施中なので、いまからでも購入可能。気になった人はぜひともチェックしてみては?

 

巨大リューズキャップが無骨さを強調する
エルジン製ブシップウオッチをモチーフに復刻

オリジナルのブシップウオッチを手がけたのは、当時のエルジンとハミルトンの2社。ブシップウオッチとひと口に言っても、この2社が手がけたモデルでは実はディテールが異なっている。写真はともにオリジナルモデルだが、右がエルジン製、左はハミルトン製のブシップウオッチ。モントルロロイが今回復刻させたのは、右のエルジン版だ。

 

オリジナルモデルと見紛うほど忠実に再現されたディテールは必見

MONTRE ROROI(モントルロロイ)
ブシップウオッチ復刻版

1893年に創業した日本最初期の時計メーカー、“村松時計製作所(現エムアイシー)”のオリジナル時計製作部門として発足したモントルロロイ社が手がけるブシップウオッチの復刻版。最大の特徴である巨大なリューズキャップはもちろんのこと、ケースから文字盤、ベルト、サイズに至るまで、出来る限りオリジナルの意匠に従い忠実に再現した。老若男女問わず、気軽に着けてほしいという思いから、ムーヴメントはあえて機械式ではなくクォーツを採用。
■SS(33mm径、リューズ込み44mm)。10気圧防水。クォーツ(日本製)。

右はコットンチノクロスベルトタイプ、左はナイロンベルトタイプ。各2万3000円。

ちなみにモントルロロイでは、コックピットクロック”ELASPED TIME” 風の目覚まし時計も復刻。Makuakeにてブシップウオッチ復刻版とセット販売しているほか、単体での購入も可能。

 

渾身のディテールに注目せよ!

■アイコニックなリューズキャップ
オリジナルのケースフォルムとサイズそのままにステンレススチールで製作。当時の技術で高い防水性を確保するための巨大なリューズキャップだが、デザイン的にも魅力だ

■本格的過ぎるブラックペイント
マット仕上げの黒文字盤に、光の角度でしか見えない光沢感のある黒で印字された“USN BUSHIPS”の文字。目立たないがゆえに白いインデックスや針を邪魔せず、視認性は抜群

■10角形のネジ込みケース
オリジナルの裏ブタでは“USN BUSHIPS”の文字や支給部隊のイニシャル、管理コードなどが刻印されていた。刻印される文字は異なるが、10角形の裏ブタはオリジナルと同様

■視認性に優れた夜光インデックス
オリジナルと同様、1〜12までのアラビア数字とドットインデックス、そして時分針に夜光を施す。写真のようにしっかりと発光。暗所での視認性にも優れ、実用性はきわめて高い

■縫製ベルト穴のコットンベルト
オリジナルを忠実復刻したコットンチノクロスベルトと機能性重視のナイロンベルトがあるが、注目すべきはやはり前者。当時のものを参考にベルト穴を忠実に縫製した

■小振りサイズだからどんなスタイルにも合う!
33mmとケース自体は小振りだが、特徴であるリューズキャップを含めると44mmあるので存在感は抜群。普段のカジュアルファッションはもちろん、オフィスカジュアルな装いにも着けられる

 

文◎佐藤杏輔(編集部)/写真◎笠井 修

 

【問い合わせ先】
モントルロロイ
TEL:03-5728-5321
http://montre-roroi.jp

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