【発売に先駆けトランクショーも実施】ヴェンペが約10年ぶりに投入した新シリーズに期待大!

 140年以上の歴史をもち老舗の高級宝飾店として知られるヴェンペ。
 そんなヴェンペが長年にわたる高級時計販売を通じて培った経験と審美眼を生かし、オリジナルブランドの展開を開始したのは2006年のことだ。
 現在、エントリーラインのツァイトマイスターシリーズと、自社製ムーヴメントを搭載するクロノメーターヴェルケシリーズの2コレクションを柱に展開する同ブランドから、約10年ぶりとなる新シリーズ“アイアンウォーカー”が発表された。


アイアンウォーカー オートマティック 40
高層ビルが相次いで建設された1920年代のニューヨーク。この建設に従事した鉄工員にインスパイアされた新シリーズが“Iron Walker(アイアンウォーカー)”だ。ヴェンペのこだわりである高い外装クオリティが追求され、価格以上の価値を感じさせてくれるモデルに仕上がった。またこの“オートマティック”では40mm径のほか、36mm径のサイズバリエーションが展開される。
■Ref.WI100006。SS(40mm径/9.75mm厚)。10気圧防水。自動巻き(Cal.ETA2892-A2)。39万6000円(予価/2020年10月14日発売予定)

 

 “鉄工員”からインスパイアされたという新作は、昨今人気を博す、いわゆる“ラグジュアリースポーツ”のヴェンペ版だ。
 まだ日本に入荷されていないため、かくいう筆者も実物は未見なのだが、その完成度にはかなり期待している。おそらくヴェンペのモノ作りに対する姿勢を知る人ならば同意見が多数ではないだろうか。

 なぜなら、同社の時計は均整の取れた美しいデザインもだが、とりわけ外装クオリティへのこだわりが大きいからである。
 例えば、エントリーラインのツァイトマイスターであっても、そのケースには歪みがなくポリッシュ面も平滑に仕上げられるなど、ハイレベルな作りだ。

 ヴェンペが約10年ぶりとなる新シリーズに“ラグジュアリースポーツ”を選んだ背景には、もちろん昨今のトレンドがあったことは事実だろう。しかし同時に、このスタイルが同社の品質への強いこだわりを十全に発揮できる最良の選択肢であったこともまた事実である。
 個人的にそのローンチが非常に楽しみな新作のひとつである。

ケース厚は10mmを切る薄さを実現しており、装着感も高いだろう

(左)Ref.WI100004。(右)Ref.WI100005。各39万6000円(予価/2020年10月14日発売予定)

 

“ダイバー”と“クロノ”も同時展開

アイアンウォーカー オートマティック ダイバー

防水性能を30気圧まで高めたダイバー仕様で、色分けされたインナーベゼルがデザインのアクセントになっている。ISOならびにDIN規格を満たす本格派ながら、ケース厚が11.7mmまで抑えられ快適な装着感が追求された。ちなみに“鉄工”を意味する英表記は、正しくは“Iron Worker”だが、本作ではあえて“Walker”を用いて洒落を効かせた。
■(左)Ref.WI200001。(右)Ref.WI200002。SS(42mm径/11.7mm厚)。30気圧防水。自動巻き(Cal.ETA2892-A2)。各49万5000円(予価/2020年10月14日発売予定)

 

アイアンウォーカー オートマティック クロノ

自動巻きクロノグラフ仕様。このクロノグラフを含め、アイアンウォーカーにはETA社の汎用ムーヴメントが採用されている。ただ、汎用機といってもヴェンペの場合、そのまま使用するのではなく、一度すべて分解し、モディファイ。ドイツクロノメーター認定を受けるレベルにまで性能を高めている。
■(左)Ref.WI300002。(右)Ref.WI300001。SS(42mm径/13.95mm厚)。10気圧防水。自動巻き(Cal.ETA7753)。各61万500円(予価/2020年10月14日発売予定)

 

【問い合わせ先】
シェルマン日本橋三越:TEL03-6225-2134(直通)
http://www.shellman-online.jp

 

 

10月の発売に先駆け新作のトランクショーを開催
 アイアンウォーカーの実機を目にすることができるトランクショーが2020年8月より都内3カ所のヴェンぺ取り扱い店にて実施される(先行受注も受け付け)。この機会にぜひ手に取って本作の仕上がりを確かめてみてほしい。なお予約者には特典としてオリジナルグッズもプレゼントされる。

トランクショー・スケジュール
8月5日(水)〜10日(月)/伊勢丹新宿店本館5階=ウォッチ
8月12日(水)〜17日(月)/シェルマン 銀座三越店 本館6階
8月19日(水)〜24日(月)/日本橋三越本店 本館6階

 

 

文◎堀内大輔(編集部)

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