メンズウオッチでは珍しい35mmケースも魅力、京都発の時計ブランド、“KUOE(クオ)”に注目

 近年、新ブランドの誕生が相次いでいる日本の時計業界。なかでも時計好きから注目を集めているのが京都発の腕時計ベンチャーブランド、“KUOE(クオ)”だ。

》アンティークウオッチを彷彿とさせるこだわりのディテールに注目

 高額になりがちなアンティークウオッチを手軽に楽しめるようにと、アンティークウオッチ好きのブランド創設者が、日本製のクラシック腕時計を1万円台から提供することを目指し立ち上げた京都発の時計ブランド、“KUOE(クオ)”。

 どのモデルも往年のアンティークウオッチを彷彿とさせるデザインに仕上げられているのが特徴で、2020年4月のブランド創設とほぼ同時に行われたクラウドファンディングでいきなり1300万円を超える資金調達に成功し、時計好きからも注目を集めた。


 同社の特徴と言えるのが、自社で企画・生産・販売まですべてを管理する独自のビジネスモデルだろう。このビジネスモデルにより、低価格で日本製の腕時計を実現。日本製ムーヴメントを搭載し、組み立ても日本で行いながら、価格以上の質感を備えたモデルを、1万円台からラインナップしているのだ。


 第1弾として発売された“オールド スミス 90-001”は、ミネラルガラス製のドーム風防を備えた35㎜の小振りなスモールセコンドモデル。1万円台という手頃な価格帯らしからぬ古典的で上質な雰囲気が目の肥えた時計好きからも高い評価を得ている。


 より、カジュアルな雰囲気が好みという人には、第2弾として発売された“オールドスミス90-002”をおすすめしたい。こちらは1940年代から70年代にイギリス軍で採用された軍用時計をモチーフにしており、視認性を重視した太めのアラビアインデックスと時分針、経年変化を表現したオレンジの蓄光塗料、表面を荒らした文字盤など、当時の軍用時計の佇まいを再現。


 オフのカジュアルなスタイルはもちろん、ビジネスシーンでも違和感なく着けられるモデルを探している人は、第3弾としてリリースされた“オールドスミス90-004”をチェックしてみよう。アップライトのバーインデックスを文字盤に配した正統派の3針モデルだが、ドーム風防を採用した35mmの小振りなケース、シンプルな文字盤のコンビネーションが、アンティーク感を漂わせながら、程よくモダンなスタイルを生み出している。


》編集部のおすすめモデル-其の1
KUOE(クオ)
オールド スミス 90-001

 スモールセコンド文字盤がアンティークのような雰囲気を醸すファーストコレクション。バーインデックスとアラビアインデックス、二つの仕様で、文字盤が6種類、ストラップが7種類の合計42パターンに及ぶ多彩なモデルを展開している。

■SS(35mm径)。日常生活防水。クォーツ(Cal.VD78A)。各1万5800円


 立体的なバーインデックスに加えて、外周にはアンティークに見られるパール装飾仕様のミニッツインデックスを配置。耐食性に優れ、医療器具にも採用される316Lステンレススチールをケースにこんもりと膨らんだドーム形風防を組み合わせてアンティーク感を演出している。


》編集部のおすすめモデル-其の2
KUOE(クオ)
オールド スミス 90-002

 アンティークの軍用時計をモチーフにしたセカンドコレクション。35mmの小振りなケースに鏡面仕上げを採用することで無骨さのなかに上品さをプラス。幅広いスタイルで使用できる。アイボリー、ブラック、ダークネイビー、ディープグリーンの全4色をラインナップ。

■SS(35mm径)。日常生活防水。自動巻き(SEIKO製Cal.NH35A)。各2万3800円


》編集部のおすすめモデル-其の3
KUOE(クオ)
オールド スミス 90-004

 クオのサードコレクションとなる機械式モデル。同社が得意とするオールドルックな特徴はもちろん、ポイントは厚みが出やすい自動巻きの機械式モデルでありながらケース厚はわずか10mmと袖口にすっきりと納まるサイズ感。ホワイトとシルバーで統一した視認性の良いシンプルな文字盤により、手首をスタイリッシュに演出してくれる。交換用のブラック型押しベルトが付属しているのも嬉しいポイント。スーツやジャケットの色味に合わせてベルトの付け換えを気軽に楽しめる。

■SS(35mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.Miyota 903 9)。数量限定50本。3万9800円


【問い合わせ先】
クオ グローバル
info@kuoe-jp.com
※問い合わせは上記のメールアドレスまで

【公式サイト】
https://www.kuoe-jp.com

 

文◎船平卓馬(編集部)

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