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【セイコー プレザージュの売れ筋モデルTOP10】国産時計人気3大ブランド別、売れ筋ランキング2022【SEIKO(セイコー)編】

国産ブランドの人気モデルの動向を読み解くべく、日本市場はもちろん、グローバルブランドとしても存在感を増しているセイコー、シチズン、カシオの3ブランドに注目。それぞれ、ブランドごとに人気モデルのTOP10を選出してみた。

今回は、連載記事の第一弾として、まずは20万円以下の価格帯を主力とするセイコーの“セイコー プレザージュ”に焦点を当て、人気モデルを1位から10位まで選出してみた。

ランキングと見てプレザージュで印象的なのが2020年に新機軸として登場したシャープエッジドシリーズが、1位のSARF017を筆頭に7モデルもランクインした点だ。

同コレクションは“日本古来の感性を現代に合わせてアレンジすること”をコンセプトに掲げ、平面を中心に構成されたシャープなフォルム、日本の伝統的な麻の葉紋様を交差する直線によって立体的に表現した文字盤を共通の特徴としている。

こうしたアイコンとなる意匠を明確に打ち出した点が、多くのユーザーに支持を得たと考えられる。


【セイコー プレザージュの売れ筋:第1位】
SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)
シャープエッジドシリーズ ゼロハリバートン リミテッドエディション

2020年にプレザージュの新機軸として登場して以降、人気モデルとしての地位を確立した“シャープエッジドシリーズ”のゼロハリバートン限定モデル。華美な装飾をそぎ落とすことで本質を表現する、洗練された日本独自の美学が取り入れられたデザインを特徴としており、シャープなシルエットが、力強い輝きを生み出す。

■Ref.SARF017。SS(42.2mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。自動巻き(Cal.6R64)。世界限定2000本。17万6000円


ゼロハリバートンを象徴する2本の美しいプレスライン“ダブルリブ”デザインを文字盤で再現。日本の伝統的な麻の葉紋様のダイアルパターンと合わさることで、新しいデザインが生み出されている。


裏ブタからセイコーが誇る機械式の標準機である6R系の自動巻きムーヴメントを鑑賞できる。“Limited Edition”の表記、シリアルナンバー、ガラス部分のゼロハリバートンのロゴマークが特別感を演出している。


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「GMT、パワーリザーブインジケーター、ポインターデイトと実用性に優れた機構を搭載。従来のプレザージュはクラシックな印象が強かったが、ケース、ブレスレットに加えて、インデックス、針に関しても直線的なフォルムを採用し、現代的でスポーティなデザインに仕上げられている。本作は黒×ブルーのツートンベゼル、ブルーのGMT針で差し色を加え、コントラスト利かせたデザインも魅力だ」


【セイコー プレザージュの売れ筋:第2位】
SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)
SARX095


有田焼文字盤を採用した3針モデル。最大70時間パワーリザーブを備えており、美観に加えて実用性にも優れる。
■SS(40.5mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。自動巻き(Cal.6R31)。19万8000円

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創業190年の老舗“しん窯”に所属する陶工、橋口博之氏監修のもと、有田焼の伝統的な鋳込み成形によって製作された有田焼文字盤が最大の特徴。白磁の文字盤は、わずか1mm程度の厚さで製作されていながら立体的な湾曲を備え、 釉薬で表面を仕上げた磁器特有の光沢と、柔らかい陰影を楽しめる。先端を文字盤に向けて湾曲させたブルーの針、繊細なタッチで有田焼文字盤に染付けされたローマ数字インデックスなど、細部までこだわりの意匠が施されている。


【セイコー プレザージュの売れ筋:第3位】
SEIKO PRESAGE(セイコー プレザージュ)
SARF007


日本の伝統的な麻の葉紋様を立体的に表現したシルバーホワイトの文字盤と、ブルーのベゼル、GMT針のコンビネーションが美しい、セイコー創業140周年記念限定モデル。
■SS(42.2 mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。自動巻き(Cal.6R64)
。世界限定3500本。15万9500円

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